思考実験。別の言葉に置き換える
「分解」というキーワードを使って、頭の中にある思いや考えを別の言葉に置き換えてみたいと思います。
物事を違った視点で見る試みです。
題材「良い写真」
僕が思う良い写真とは
その背景にある情景や気持ちが見えてくるもの
これをスタートにして「良い写真」を置き換えたらこうなりました。
見考動
置き換えるまでの頭の中の手順
1.考察
良い写真って何だろう…?
笑顔あふれる写真?
構図が整然として美しい写真?
整然ではなくとも心にグッとくる写真ってある。
笑顔あふれる写真には被写体との関係性が見えてくる。
構図が整っている写真にはその裏側の苦労があるんだよな。
心にグッとくる写真には、撮った人の気持ちが見えてくることもある。
写真を目にして何かしら思うことができる、そう言った写真が良い写真になるかなと…
それを言葉にすると「その背景にある情景や気持ちが見えてくるもの」となりました。
2.分解
ここから思考実験です。
上記一文を分解して主要単語をピックアップ。
さらに一つずつ分解、ここでは文の意味合いに近そうな意味を国語辞典から抜粋します。
3.抽出
分解したものを混ぜ合わせて言葉を抽出します。
始めに全文をつなげます。
単語に切り分けます。
似たような単語で分類します。同じもの意味が重なるような単語は一つの言葉にまとめます。
1のグループから思い浮かぶこと、見ること
2のグループから思い浮かぶこと、考えること
3のグループから思い浮かぶこと、行動すること
4.結合
3つを合わせて
見ることから考え行動する。
とします。
5.仕上げ
上記でも十分ですが、極限まで削ぎ落として完成です。
という訳で
見考動
となりました。
調べてみたら「考動」という言葉、実際使っている人たちがいるんですね。辞書にはない造語ですが初めて知りました。
文字通り意味は考えて行動するだそうです。
考えて行動する。
大事ですね。
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ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回は分解をキーワードに思考実験行ってみました。他にも連想を使った思考実験なんかもやってます。