自宅内震災シュミレーションをしてみました。
ふと、家庭内での防災訓練ってやったことがないと思いまして、試しにやってみることにしました。学校なんかでは避難訓練ってやりますけど、自宅での訓練という発想には至っていませんでした。
幸いなことに、僕は大地震に見舞われたことがありません。それはうちの妻も同じです。反対に言えば、二人ともその後にどんなことが身に降り注ぐのかを知りません。
報道ではなかなか伝わってこない、ライフライン復活までの日常。
水道電気ガスが使えない状況でどうすれば生活していけるのか、今足りないものは何なのか。そういったことを目的として自宅内震災シュミレーションをしてみることにしました。
最近、地震増えてますからね。備えあれば憂いなしです。
想定内容
朝起きる頃に大地震に見舞われたと言う想定でシュミレーションを行うこととしました。もっとも気になっていたのが食料と使用する水の量だったので、1日でどのくらいの量が必要なんだろうというのがその理由です。
今ある食材を悪くする訳には行きませんから、冷蔵庫には電気を通しています。トイレも水は流せることとしました。
気づいたこと
まず、絶対非需品だなと思ったのが水、食料以外にガスコンロとガスボンベ。それとおしり拭き、乾電池です。当然乾電池だけでは何もできないので、ラジオやランタン、スマホ用充電器があることが前提になります。
防災グッズがあったとしても動かなければなんの意味も成さないですからね。
気づいたことを挙げてみます。
キッチン関連
キッチン周りお皿割れる可能性があるので深めの紙皿を用意しておく
冷凍庫の食材は保冷剤としても使う
焼くより煮る方がエネルギー効率がいい
鍋は使い終わったら綺麗な水を入れて次の調理に使う
サランラップやビニール袋は手や物を汚さないのに使える
ゴミ関連
おしり拭きが食器も体などさまざまなものを拭けて便利
臭わないゴミ袋があると臭さ防止になる
電気周り
明るめのランタンを使っていると夜安心材料になる
ソーラー充電や手回し充電があれば安心材料になる
などなど、多くの気づきがありました。
また、災害時に取得した方がいい情報としてこんなサイトが国土交通省にありました。取得情報が思っていた以上に多くありました。
気づいた問題点
今回のシュミレーションで未知数だったのが
スーパーの食材事情
配給事情
下水道とゴミの事情
夏冬の場合の過ごし方
この4点です。
とにかく食材の確保が必須になりますが、これをどうやって行うのかはわかりませんでした。とにかくスーパーやっていないか、配給があるとしたら、いつどこでやるのかという情報取得は欠かせないなと。
水が使えなくなるも問題なんですが、水を捨てられないとゴミの保管についても問題になるなと。しかし、実際どうすればいいのかがわからず、ベランダ放置という答えで落ち着きましたが、ゴミを極力出さない努力も必要なんだろうなと。
今回は春先ということで比較的過ごしやすい季節だったので熱対策は行いませんでしたが、真夏の炎天下、真冬の極寒、そうなってくるとまた対策の仕方は変わってきます。
終わってみて
うちのチビは暗くたってボールで遊んで〜とせがんできたり、ラジオを電車の代わりに遊んでいたりと、相変わらずマイペースだったせいもあってか、そんな予感は微塵も感じさせなかったのですが、チビがその環境に慣れているというのは、最も心強いことかもしれません。
さながら自宅内キャンプみたいなものだったんだろうな。
いろんな発見があったんですが、番外編としてはメモを手書きで書いていたら漢字めちゃくちゃ忘れていることに愕然としました。やっぱり手書きって脳にいいのかもしれません。
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Top画像:ストックフォト
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回は自宅内キャンプという名目でチビの夏休み中か冬休み中にやるかもです。