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付箋の貼り方を変えて分かったこと。勉強ができない根源は「わからない」に興味が持てないからだった。

社会人になってから20年近くが経とうとしていますが、今頃になって学ぶ楽しさを味わっています。

ひょんなことから、生命起源にも関わる化学実験を映像化することになりまして、その関係で化学をもう一度学び直しています。

最低限の知識として必要なのは高校化学レベル。

読んでいるのはこちらの本。

教科書ではないので、専門用語に解説はありません。

化学基礎を理解していないとなかなかスムーズには読み進められず、調べては読むの繰り返しです。


しかし…

ページ数が40ページ、50ページと進んでいくうちに、内容がだんだんと難しくなっていきまして「わからない」が増えてきました。

その度にページを戻って読み直し、調べ直してはまた読み進めます。

それでも、わからないことが多くて何がわからないのかさえ、わからなくなっていきました。


このままいけば、ただただ文字を追うだけの何も得られない読書になりかねません。

仕事で必要…。

それがなければ既に挫折していたことでしょう…汗々。


ふと、この感覚、そう言えば学生の頃にもあったな…と。

わからん。と投げ出すやつ。

途中の知識が抜けるから、その後どんどん遅れをとってしまう…。

授業についていけなくなる…。


これって、何がわからないかをちゃんと理解しようとしなかったからだなと。わからないに興味を持てていなかったんだろうなと、そんなことに気が付きます。

頭悪かった原因それだったんだろうな…。


好きなことは「わからない」にも興味が持てます。

逆に言えば「わからない」をちゃんと整理して一つずつ理解できればより好きになれるとも言えそうです。


頭の中を整理してあげること。

それが必要でした。


そこで、付箋の使い方を変えました。

今まで大事なところに付箋を貼っていましたが、分からないことに付箋を使うという方法へ。

例えば
(ここではあえて専門用語使わせていただきます。)

  • 電極触媒とは?

  • 酸化還元電位とは?

  • 「二酸化炭素より一酸化炭素の方が反応性が高い」とはどういうことか?

  • 有機物とは具体的になんなのか?

  • 窒素分子は安定しているとあるが、なぜ安定しているのか?

と、わからないところに付箋を貼ってその内容を書きます。
「わからない」を可視化することにしたんですね。

実際に貼った付箋。上がないのは途中から始めたから。下はこれから読むとこ。
付箋の数だけわからないがある


今の所、これがいい感じに進んでいます。このまま続けて自分に合ったやり方だと感じたら、他のことにも応用してみようと思ってます。

あれこれやってみて、自分のやり方に合う方法、自分が面白いと思える方法を見つけることが学習にはもっとも効果的ですね。

気づいたら即実行、行動あるのみです。



***


ここまで読んでいただきありがとうございます。
もうしばらく、化学学習続きます。



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まと。《まとまる》
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