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毎日暑いので幽体離脱をしてみたよ。

猛暑日が続く今夏。外に出るのも躊躇してしまう毎日ですね。ヒンヤリしたい気持ちが抜けませんが、そんな時にうってつけなのが怖い話。


しかし、私はそんな話は一切できません。むしろ怪談話は苦手な部類。私が出来ると言えば写真を撮ることです。


ということで幽体離脱に至るのですが、間違っても実際に幽体離脱するってことではありません。その辺り悪しからず。この話は写真で幽体離脱を撮る話です。


では早速ですが、幽体離脱していただく方をご紹介したいと思います。

こちらの方!!

はい!レゴブロックの車掌さんです!


ん?ん?ん?

どいうこと???

となっている人もいるかもしれませんので、

物は試し、早速トリップしていただきましょう!


はい!!!

抜けてる~。

顔が笑っているところが、なんとも不気味な気が…。笑。


この写真、後で種明かししますが、幽体離脱さを出すために一部合成処理を施しています。レゴブロックは人間と違ってモノである以上、自律性がありません。自ら動かないですよね。
(動いたら怖い!)


そのため合成処理を施さないと綺麗に魂が抜けたように見えないんです。


しかし、これが自らの意思で動ける人間で試したらどうなるのでしょうか。

はい。こうなります。

モザイク処理あり

抜けてる~。

合成処理はいりません。一発で抜けれます。
(モザイク以外は合成処理していません。)

人間の方が抜けるの簡単。笑。



ではこの写真の種明かし。


この写真を撮るためには三脚とストロボ(フラッシュ)それと定常光が必要です。

定常光とは
常に光っている明り。天井照明や街灯は定常光。ストロボ等の光は瞬間光と言います。

どうやって撮るかというと、1秒程度シャッターを開けっぱなしにして撮るんです。


シャッターを切った瞬間にストロボが発光し、その後1秒間光を取り込み続けるのですが、この間に体を動かすと、あららら魂抜けてる~。となる訳なんですね。


スマホでは難しいので、これは一眼カメラがおススメです。ヒュ~っと抜けたい人は一眼カメラ。


見事に魂抜かすためには、暗い中に定常光がある場所を探しだし、丁度いい明るさを見つけるところから始まります。光を見つけるのがこの写真の一番の肝になるところ。


分かってしまえばやり方は簡単なんですが、難しいのは光のコントロールと体を動かすタイミングですね。


上手くいくと、こんな風になります。

人間の方が抜けるの簡単と書きましたが、自ら動くことの出来ないレゴブロックはどうやって動いたというのでしょうか。


それはこちらを使います。

竹串と練ゴムです。
レゴブロックの背中にこの竹串を貼り付けています。

この状態でストロボが光った瞬間に竹串を少し上に上げて、1秒程度写しこませます。そうすることで魂が抜けてるように見える訳です。


撮影した写真にはこの竹串も映りますので、後で消して完成です。

以上、幽体離脱をしてみた話でした。


私は実際に幽体離脱の経験はありませんが、写真の中ではいつでも抜けれちゃいますね。

ということで、最後はみんなで抜けて終わりましょう。

せーの、はい!!


***
Top画像:まと。
本文画像:まと。


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まと。《まとまる》
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