見出し画像

参考作品、そこにある文章力はなんなのか。

noteコンテンストの中には参考作品が掲載されるものがあります。主催者から依頼を受けて書かれた文章ですね。

参考作品とだけあって、皆様さすがとしか言いようのない文章力。


4000字、5000字と文字数増えても読者の心を離しません。その力が参考作品には存在します。

「読者の心を離さない」の根源には一体何があるのでしょうか。

文章構成、描写表現、間の取り方、キャッチフレーズ、など

そう言った基本的技術は当然あると思いますが、書く前の段階、原石が宝石になる題材選定力もあるのでは?とも思いました。

基本、題材選定…。

なんだか写真と似ている気がします…。


写真…。

ヒントに使えないかな…。


写真を生業としている僕としては使わない手はないなと、写真と比較しながら「読者の心を離さない」をもう少し探ってみることにしました。


印象的な写真を撮るにはどうしたらいいでしょう?

これはカメラの使い方と視点の持ち方が考えられます。


まずカメラの使い方。

印象的を撮るにはカメラを自分の意志で操作できるが望まれます。

ボケ感やピント、どんなレンズを使うかなどカメラを使いこなせればその可能性は広がります。


これを文章に置き換えれば

先にも述べた文章構成や描写表現などを使いこなすとなりそうです。

基本が大事は言うまでもありません。

参考作品は基本的に読みやすく
話の流れに無理やほころびを感じられません。

自分はできているか…
と自分自身に問いかけると…。汗々。


続いて視点の持ち方。

写真を印象的にするにはいいなと思うイメージを持てることがポイントです。

それが光の見方や構図の取り方にもつながっていきますが、その前に大事なことがこのいいなと思う感覚を持てるかどうか。

写真が上手と言われる人たちは、必ずこの良いなと思う感覚が鋭く洗練されています。

あそこ絵になる!あれはいいな!

この感覚がみんなすごいんです。


これを文章に置き換えれば

人の心がどう動くかをイメージできるではないかと思いました。

ただ闇雲に書いたり、理路整然と書いているのではなく、読み手の気持ちを上手に揺さぶれる。

こう書けばこんな気持ちになるだろう。

それを肌感覚で持っていたり、意図的にそうしたりと、そんな書き方ができるのではないかと思いました。


文章構成や描写表現などを使いこなすこと
人の心がどう動くかをイメージできること

この両方をどんな文章でも引き出せる人が、参考作品のような読者の心を離さない文章が書ける人なのではないかと微力な考察ながら思いました。

得意なことから文章を考えてみる。
なんだか面白い視点に気が付けたように思います。


***

ここまで読んでいただきありがとうございます。

今回書いた感覚をどうやって身につけていくかが、次なる課題ですけどそのためにはやはり書き続けることが大事ですね。


いいなと思ったら応援しよう!

まと。《まとまる》
このnoteはみなさんのスキやコメントが励みになって続けられています。 ありがとうございます。