古典×現代2020見てきたレポート
国立新美術館で開催中の
「古典×現代2020―時空を超える日本のアート」
を見てきました。
ここは何度行っても撮りたくなる空間。
今回は10時からの予約だったので、9時半に着き散策タイム。
まずキラキラ光ながら引き寄せられたのは、
「ガラスの茶室 - 光庵」
トップの写真もそうですが、まるで氷の様で、
この暑さに涼を感じさせてくれました。
セミの声に耳を傾ける。
まだツクツクボウシはいないのかな?
いろんなセミの協和音が森を感じさせてくれる。
中に入ると、当たり前のごとく検温。
あれってなんで毎回ドキドキするんだろか。
静かな空間。
美術館ってお客さんとしてはこのくらい静かなのが嬉しい。
30分でかなり満喫し、いよいよメインの展示へ。
写真撮影はほぼ禁止なので今回はなし。
これを観ようと思ったのは、私の好きな写真家の川内倫子さんの作品があるから。
川内さんの写真を見ていると時間を感じる。
動いている時間、そこにある空気。
その写真の世界にタイムスリップしている気持ちになる。
飾り方、空間の使い方から常に強いこだわりを持っていらして、
写真のインスタレーションを感じたのは川内さんが初めてかもしれない。
”同じ時間を生きる生類として等しい存在”
川内さんの被写体に対する深い想いをこの言葉からも感じる。
今日の80%は川内さんの作品を観ることが目的だったので、
これですっかり満足。
そして、この展示でもう一つ、刺激を受けたのが
「仏像×田根剛」
この展示の中で私が最もコラボレーションの効果を感じた作品。
田根さんが作り出す光の空間に吸い込まれ、動けなかった。
遠くから全容を観るのが私的にはお勧めかなと思いました。
この展覧会は8/24までです。(予約制)
鑑賞の後は六本木散策、と思ったけど、
やっぱり30度になるまでお預けすることに。
次も朝早い回にしよう。
空いてるし、幾分涼しい。