白亜の断崖、セブン・シスターズ3
セブン・シスターズの3回目です。
セブン・シスターズの丘に登りました。そこからの眺めを楽しみ、そして、バス停まで1時間かけて歩いて戻りました。
1と2は、以下からご覧になれます。
セブン・シスターズの丘に登る
もう十分に歩き疲れていましたが、しかし、やはりセブン・シスターズの丘の上にも登ってみなければと思って挑戦しました。
上の写真の白い線になっているところが歩道です。急勾配の坂をひたすら登りました。
きつかったです。
息が切れました。
セブン・シスターズの丘からの眺め
海岸線に黒い豆粒のように見えるのが人です。引き潮なので、結構たくさんんの人が沖合まで出ています。
遠浅に海に突き出ているところが河口です。川の水が流れ出ています。
流れは、急でした。
急な流れを利用して川下りをしている女の子(たぶん、幼稚園児か小学校低学年)がいました。浮き輪につかまって何回も何回も川下りをしていました。楽しそうでした。
写真上部の丘が、セブン・シスターズを見るために登ったSeaford Headの丘です。
上の写真は、丘からみたら右の方向、つまり、海岸の反対側です。下の白い線のようになっているところが道でそこを歩いてバス停に向かいます。画面の上のある水面が広がっているのは湖です。
白く見えるのは、石灰岩が露出しているところです。
セブン・シスターズ・カントリー公園
丘から降りて来ました。セブン・シスターズ・カントリー公園の中を歩いてバス停に向かいます。高低差がないのと、土と草がほどよいクッションになり、疲れた足にはとても楽で歩きやすい道でした。
下の写真は、丘の上から眺めた湖です。水が澄んでいてとてもきれいな湖でした。
対岸の白いシルエットは羊です。
望遠で拡大して撮影しました。夏なので、羊さんたちは毛を刈り取られていて涼しげです。
Down(丘)
険しいところがどこにもない、なだらかな丘陵を眺めていると、疲れも吹っ飛ぶ感じです。癒やされます。
このなだらかな丘陵は、石灰岩からなる丘の特徴のようです。羊などの放牧地になることが多いそうです。
このような丘をDownというようです。up,down(上、下)の「下」の意味ではなく、古英語で「丘」に由来しているそうです。
ロンドン周辺の石灰岩層には、North DownsとSouth Downsがあります。
North Downsには、ツゲの自生Box Hillや『種の起源』で有名な博物学者のダーウィンが住んでいた村Downeがあります。東にたどるドーヴァー海峡に出て、海岸には有名な白亜の断崖ホワイト・クリフがあります。
セブン・シスターズは、South Downsの白亜の断崖の代表だそうです。
最後に
バスに乗って、列車で着いたイーストボーンの街に戻ります。
次回は、イーストボーンの街へ戻るバスの中からの風景と保養地として開発されたイーストボーンの街を紹介します。
ということで、次回の投稿で、「セブン・シスターズ」の回は終わりです。
本日も最後までみていただきありがとうございました。