身辺雑記:2024年度初投稿
2024年も残り5日になった。今年は未だ1本も投稿していない。とにかく1本だけでも書こうと思ってパソコンのキィボードを叩いている。
彼女が亡くなってもう3年目である。まだ彼女がこの世から去ってしまったことと折り合いがついていない。涙の海で溺れている。
定年してからも、もう間もなくまる3年になる。まったく働いていない。怠惰な年金生活者である。だから人と接すること、話すことがまったくない。1週間誰とも話さないことがザラである。
これまでは大学の教員だったので、とにかく大学にいけば誰かと話していた。学生さんもよく研究室に顔を出していたので、とにかく毎日おしゃべりをしていた。家でも奥さんと毎日会話を交わしていたし、外出時には電話で長電話をしていた。それなのに、今は誰とも話さない。そもそも会ってもいない。電話がかかってくることもない。
妻に先立たれた男やもめの孤独と生活力の無さそのままである。明らかに社会的な廃人だ。
孤独死までもう一歩である。
一日中家にひきこもり、ジャンクフードを食べながらYouTubeをみて、だらだらと怠惰な日々を過ごしている。社会的には完全に廃人である。その結果が体重の増加である。昨年の投稿でも腹回りがひどいことになっていると書いたが、今年はもっとひどいことになっている。
引きこもり生活のツケは、体脂肪の増加と筋力、特に足の筋力の低下である。そのことを痛感したのが、10月下旬に街灯のない暗い夜道を歩いていて思いっきり転倒したことである。転倒したときには、一体何が起こったのかわからなかった。
手足を傷つけただけでなく、顔面をしたたかに地面に打ち付けた。顔面血だらけになった。たまたま通りかかった若者がBeamsのハンカチを血を止めるために差し出してくれた。ただただ感謝しかない。顔からだらだらと流れ続ける血をそのハンカチで止めながら帰宅した。
帰って鏡を見たら、まるで幽霊のお岩さん状態である。負け試合後のプロボクサーの顔である。顔面は、自分で自分の顔と認識できないくらいに腫れ上がり、傷だらけにになっていた。2ヶ月以上経つのに、まだ顔の傷は癒えていない。
11月下旬、足と手の傷と痛みが引いてきたので、10kg以上増えた体重を何とか減らそうと思って散歩を始めた。何とか歩けるなぁという感じになったので、ジョギングをしたら突如右足ふくらはぎの激しい痛みに襲われた。痛みでまったく歩けなくなった。知り合いの人が車で整形外科に連れていってくれた。レントゲンを撮られたが、骨折ではなく、肉離れという診断だった。松葉杖でようやく歩けるという状態であった。治るまでは最低でも6週間はかかると言われた。
今年の夏は熱中症で1ヶ月以上寝ていたことも人生初であるが、肉離れも人生初である。
とにかく2024年は、ひどい年だった。