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31.パヴァーヌ

ふりかけごはんに急にハマりました。ちいかわを読んでておいしそうって思って食べてみたら、想像以上においしくて。10年レベルで食べてませんでしたけど久々に食べるとおいしいですね……。ただふりかけごはんばかりを欲するとそれに添える野菜とかおかずとかがおろそかになるので、次はちゃんと栄養を添えましょうね自分。(さっきはふりかけごはんとカップ焼きそばで昼食を済ませてしまった……)

ヨーロピアンペアティーを買ったらおまけが2つついてきて、それがどっちも飲んだことない茶葉だったので今日はその片方を飲みます。


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パヴァーヌフィーユ・ブルーのフレーバードティーです。かなり代表格の茶葉らしくて、茶葉一覧でも上の方にいるから前々から気になってはいたんですよね。

袋を開けるとバニラっぽい香りがするのですが、どことなくスモーキー。淹れるとその香りはかなり控えめになります。でも消えはしなくて、じんわりと香ってくる感じ。

カップを口元に持っていくと……おお、不思議な香り。バニラっぽい甘い香りな気がするんですが、どことなくフルーティー?パイナップルのようなマンゴーのようなパッションフルーツの香りがする気がする。その香り方はがつっとジューシーではなく、じんわりと溶け込んでいるような香り方なんですけど。一口飲むと、意外にもしっかりと渋みがきます。舌にひっかかる感じではないので抽出しすぎた渋み、ではないと思います。はっきり渋みがあるのにそれがすっと消えていくんですよね。これは斬新……。もう一口飲むと渋みの他にも色々な風味が顔を覗かせます。渋みに添えられた柔らかい酸味。奥の奥の方にいるほのかな甘み。それらがメインとなる渋みと混ざり合いながらも、ごちゃごちゃしてない。綺麗にまとまってる。溶けあって一体となりながらも全体が軽やかなので、はっきりとした渋みを見せながらもすーっと通り過ぎていきます。さっぱりとしていて飲みやすい。

えっ面白いな……すごく面白いなこの茶葉。渋みってあんまり得意じゃないんですけど、これはなんだかクセになる渋みだぞ。クリーミーでフルーティーな香りも、パインヨーグルトのようで何度も味わいたくなるし、この香りが軽やかな印象の一因な気がするなぁ……。渋みというシックな味わいが主体にも関わらず、華やかで繊細で、とても複雑。その複雑な面白みが、ぎゅーんと心を惹き付ける……不思議な魅力を持った茶葉ですねこれ。何度か味わうと味にもフルーティーさがいるような気がするなぁ。うん、いる気がする。どことなくジューシー。後味がジューシーなのかな、これ。その爽やかなフルーティーさで渋みを残すことなくぱっと消していくから、後味がさっぱりしてて、それがクセになるんだ。わあああ面白いなぁこれ……華やかなだけじゃない、シックなだけじゃない、様々な面を持つ茶葉ですねこれ。

ティーバッグ一包だけなのでティーカップ一杯分だけ淹れたのですが、一杯だけでは味わい尽くせない茶葉ですねこれは……機会があったら買ってみて、ポット一杯分じっくり味わってみたい。まだまだ色んな面を見せてくれそう。見えてない味わい、拾ってない香り、まだまだある気がする。そんなわくわく感をかきたててくれる茶葉でした。面白いなこれ……すごく面白い……。


追記でおまけ。

コンビニで売ってたのでちょっと買ってみました。

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リプトンの紅茶ゼリー。フォントがなんか、日本語訳された海外アプリゲーみたいですね。紅茶味するのかな、したらいいな、と大分期待せず買ったら開けた瞬間から結構紅茶の香りします。

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このきらっきらの紅茶色ゼリーがなかなかテンション上がる……。食べてみると甘く甘くした紅茶って感じでおいしい。べっこう飴みたいな甘みがしますね。これだけだと結構もったりとした甘さなんですけど、底に沈んでるフルーツが瑞々しく爽やかなのでそれと一緒に食べると一気にジューシー。おいしい……。

ついついコンビニでも紅茶と聞くと買ってしまいます。自分の好みにヒットする率はそこそこといった感じですが、これは久々に当たり引いたなぁ。おいしい。

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