52.ロイヤルブレンド
このnoteもそうなんですけど、私は自分が感じたことを表現して発信する事が好きです。なので表現するための活動を何種類か趣味でやってるんですけど、そのうちの一つをやめる事にしました。その活動の手法と自分の表現したい事がちょっと合わないなと感じたので。なので終了のご挨拶を先日したのですけど、その挨拶に思った以上に反響が頂けて驚きました。すごーく細々とやっていた活動だったので。こういう時、数字っていかに表面しかなぞっていないかを思い知らされますね……。ネットで何か発信するとほぼ必ずついて回るようになった閲覧数。そしていいねの数。数字だけ見ると少なく見えても、その数字は一人一人の人間が集まって構成された数字なんだなって、こういう時に目に見えるようになって驚くし、嬉しくなります。私の発信を好きだと思ってくれた人が一人一人、いるんだなぁって。
そんな嬉しさに浸りながら今日も紅茶を飲んで記録します。このお茶レポも好きだと思ってくれてる人がいるようで、嬉しいなぁ。
ロイヤルブレンド。フィーユ・ブルーのノンフレーバードティーです。これは確かルビーレッドブレンドのおまけでついてきたんだったかな……?フィーユ・ブルーの常設茶葉は単品で買うまでは至ってないのですが、ル・ブルーをちょこちょこ買ってるうちにおまけで試し飲み全種類制覇しそうです。
ノンフレーバードだけあって、袋を開けても香りはほぼしません。カップで淹れたのですが蓋を開けても香りは特にせず。でもカップを口元にもっていくと、茶葉特有のすうっと香り高い香りがします。淹れると水面にちらちらと埃のようなものが浮いてきました。これはあれですか、噂に聞くゴールデンチップスというやつ……!?決してカップに積もってた埃が浮いてきたとかではないと信じたいです。都度洗って淹れてますしね……?では一口……。
……濃い!すごく濃い紅茶味!ものすごくオーソドックスな紅茶味が、味の圧強めでどすっと来ます。軽やかさはちっともない、むしろ重厚でどっしりした旨味も渋みも濃い味わいですね。特に渋みはかなりはっきりしてて、舌にぐっとくるのですが後味では余韻も残さず消えているという絶妙な塩梅。そんな渋みの後にほのかに甘みが来るんですよね。強めの渋みを解くようにふわっと柔らかい茶葉の甘みがやってくる。ちょっと新感覚かも。渋みの後に甘みが来る茶葉ってなかなか出会った事ないな……。
しかしこれはストレートで飲むにはちょい渋いな?と思ったのでミルクを足してみる事にしました。ウェブサイトを読んでみると、やっぱりミルクティーがおすすめな茶葉みたいですね。
そんな訳でミルクティーです。
あっおいしいーー!!!すごくおいしい!!!主張の強かった渋みが鳴りを潜めて、旨味が前面に出てくるようになりました。飲みやすい……おいしい……。ミルクを入れて尚、味わいの重厚感はそのままです。ブレない揺らがない。どっしりと重たくて飲み応えのあるミルクティー……。
他のミルクティーとは違う、このロイヤルブレンド特有の味わいがする気がしますね……何か……ちょっと言葉で表しきれないんですけど……。どうにか表現しようとするとざらっとした舌触りというか……木肌のような印象の味わいというか……なんとも言えない絶妙なコクと奥ゆきがある味わいで、それがとても面白くて美味しい。不思議なおいしさですね……こういう時言葉は全てを表しきれはしないなと痛感します。
はーおいしかった。系統としてはエチュードと近い感じの、クラシカルでばりっとした味わいでしたね。フィーユ・ブルーは茶葉毎の特色がはっきり感じられて面白いなぁ好きだなぁ……。そういえば期間限定で売ってたフィーユ・ブルーのサンプリングセット、ちょっとお高かったのですが買ってしまいました。お試しであれこれ飲んでるとこれとこれが好きだな、ではなく、全部好きだなー!になってしまって。そんな私に幅広く味わえるこのセットはぴったりすぎました。ティーバッグ2つずつ入ってるらしいので、今度はポットで淹れてたっぷりと味わえますね。楽しみだなぁ。
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