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miyakonomi
色のはなしと5歳の反応
少し前にKADOKAWA50のイベントで本をいくつか購入した。
その中でも5歳の娘と楽しんでいるのがこの本。
大人向けの本だから言葉はちょっとずつ噛み砕いて説明しながらなのだが、へー!と思うことがたくさんあって親子で楽しんで読んでいる。
目に留まった「牛乳のパッケージ」の頁
〝なぜ牛乳のパッケージは青と白なのか?〟
その見出しを見てこれは絶対娘が喜びそう!と読み進めていくと「補色残像」の話が出てきた。
補色残像とはある色をじっと見た後、白い背景に目をを移すと実際にはないは罠の殻がぼんやり見えることで、色の刺激をかけた目が反応し、また色とは異なる色を作り出す現象である。
(監修 桜井輝子 角川文庫)
するとその説明を聞いていた娘が「それしってる!なったことあるよ!」と言うのでどんな時?と訊いてみた。
すると、「おみせでピンクのおわんでごはんたべてて、パッてまえみたらあおみどりいろだった!」って言うのでびっくりした。
そんなにもはっきりと捕食残像のことを体感して、そしてそれを不思議に思って覚えていたのか。
娘は以前から記憶力がとてもよく、周りをじっくり観察したりするのが得意なんだなと思うことがよくあった。しかしこういった体験をうまく口にしてくれるようになって、親子で共有できるのが私にとっても面白く興味深い。
娘の頭の中はどんなふうになっているのか、きっとこれから言語がもっと流暢になればさらに面白い発見がたくさんあるだろう。
私は娘のこの観点の幅広さや思考能力をもっともっと伸ばす手伝いがしたいと思う。