ハードモードな娘の理由を深く観察してみる
最近2歳4ヶ月の娘のご飯時がなかなかハードモードだ。
食材自体が嫌いなわけではないのに、他のものが混じると振り切って大泣きしたりする。
たとえば、わかめともやしの中華スープをあげている時(赤ちゃん返りの影響で私が口に運んでいる)、ワカメを食べたいというのでお箸で掴んであげていたのだが、そのわかめの間にもやしが挟まっていたことで大泣きになった。
基本的に好き嫌いはない娘。もやしも好きなのだが、なぜかこの時大泣きされて私はちょっとしんどかった。
またある時は星型のパスタサラダをあげている時、「星食べる!」というのでスプーンで救っていたのだが、そのなかにきゅうりが混じっていてまた大泣きになった。
きゅうりも嫌いなものではない。
食べ物へのこだわりが強すぎるのか?と思っていたのだが、いくつかの条件が見つかることでようやく原因がわかってきた。
今までも経験してきたこのぐずり方
ご飯を食べるのにものすごく時間がかかる、食材が嫌いなわけじゃないのに食べるのを嫌がる、一口に入れる量が極端に少ない、咀嚼中突然(ほっぺたを噛んで)泣くことがある、イライラしている時がある、夜中泣いて起きたり頻繁に起きる、歯軋りをする、歯ブラシをよく噛む、、、
これが指し示すのは歯ぐずりだ。
最近新しい歯が生えることがなかったのですっかり忘れていたのだが、この兆候が見られる時は決まって歯が生える前なのだ。
それにようやく気づいた私は、娘のご飯のメニューをいつもと変えることにした。
歯ぐずりの対応
何より噛むことへの抵抗があるので、なるべく食べやすくなるように心がけた。
一つは食材の大きさを離乳食の時のように小さく揃えること。そして、いつもより少し柔らかく調理すること。なるべく食材を分けて食べられるものを食べさせること。そしてあまりに時間がかかる時は分食にすること。
ハンバーグならいつもは焼くのだが、煮込みハンバーグにしてみた。そして、食べる前は崩してなるべくソースと混ぜて柔らかくしたらなんと完食した。
スープパスタも、もともとパスタは小さな星型の5mm程度のものを使い、ブロッコリーやにんじん、椎茸などは粗微塵の大きさにしてしっかり加熱し柔らかくして牛乳とコンソメで味をつけたらこれもたくさん食べてくれた。
お腹は空いているのに口が不快で食べられなかったのだから娘もストレスだっただろう。
そして私も訳がわからずに急に泣き出す娘にどうしていいかわからず、機嫌が悪いだけだと思っていたらだんだん私も疲れていただろうから、原因がわかって対処の仕方も検討がつき、ホッとしている。
赤ちゃんの頃からメンタルリープやなんやら、色んな原因でぐずりやすい時期は今まであった。
ぐずっている原因に検討がつけば、親は対応策を考えることもできるし、気持ちに余裕ができる。
何もわからないまま不機嫌な子どもの相手をするのはそう簡単ではない。
これからもなるべく娘の状態を深く観察して子育てしたいと思う。