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日の目を見た昭和の写真たち#2025・01

今年の札幌は積雪が少なくてとても助かっているが、その分外出が増えているかといえばそうでも無く、もっぱら家にこもっている時間が多い。

カメラを持って出かけたいところだが、メイン機のXT-4を携えての外出は億劫になっていた。

いろいろな方の投稿を見ていて手軽に持ち運べるGR3が無性に欲しくなり物色していたところ、今年になって10年使っていたPCが突然壊れてしまった。

GR3はあえなく断念。新しいPCに取って代わった。

・・・

ボクには、自分が歳をとってからの楽しみにとこれまで撮り溜めてきた家族写真が大量にある。

そろそろしみじみ眺める年齢になってきたので、これらをどうにか整理したいと常々考えていた。

そんな折、親の遺品の中からフィルム写真が大量に出てきた。アルバムに整理されている写真もあれば、箱に無造作に保管されているものある。

これらを仕分けしてフォトブックにまとめるのに今は忙しい。

フィルムやポラロイドで撮られた写真を一度スキャンしてデータ化し、編集ソフトで修正を加える。

今の編集ソフトはとても優秀で、ノイズやほこりをA Iが簡単に除去してくれるし、手ブレやピンボケもある程度は軽減してくれる。新しいPCはこれらをサクサク処理してくれる。

手間のかかる作業だが、実に楽しい。ボクが生まれる前の両親や、取り壊す前の旧家が写った写真に思わず見入ってしまい、あっという間に時間が過ぎていく。

昭和30年頃に撮られた白黒のフィルム写真。一枚一枚が大切に撮られている。アルバムに眠っていた写真たちが今蘇る。


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