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尾道水道の旅・4 旅先で出会った人_2024・11#2024・12
尾道で入った「粉福」は、その道1年のマスターが切り盛りするお好み焼き屋だ。
カウンターでみせるマスターの手捌きの不器用さが逆に、近藤正臣似の風貌と相まって独特の魅力を醸し出していた。
現に、隣の席にいた伊勢から来たという二人組の女性客は、マスターと親しげに会話をしているので、てっきり常連さんかと思ったほどだ。
最初は少しアウェイを感じていたボクと妻は、マスターの身の上や、ボクらが北海道から来たこと知った彼の北海道でのゆかり話しを聞くうちに少しずつ打ち解けていった。
砂ずり(北海道では砂肝という)が入った「尾道焼きそば」は少しぬるかったけれど、それより何よりもワインが美味かったなぁ。
帰る時間になって、ボクは「帰りたくないっ!」と言い放ち、後ろ髪を引かれる思いで店を後にしたのだった。
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「粉福」に行く際は、予約をしてから行くことをお勧めします。
撮影はマスターの許可を得ました。
SONY RX100II