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秋田のプログラミング教育

どうも、マティログです。
今回の話題は「プログラミング」です。

先日、12月の13日日曜日にですね、「2020あきたキッズプログラミングアワード 未来を変えるのは君だ!」という大会がオンラインで行われました。今年は初めてのオンライン開催でした。

Vimeo っていうサービスを使って動画配信を行いました。主催は秋田魁新報社。配信の準備仕組み作りとか、あとは台本とかは CNA 秋田ケーブルテレビが務めたんですが、そこのメイン MCをCNAの本間歩さんと2人で務めさせていただきました。
オンラインライブってのは、まだまだ発展途上の部分がありまして、打ち合わせ、それからリハーサルを含めてかなり時間を費やしました。
私は打ち合わせとリハーサルと本番のみですけども、CNAの人たち、秋田魁新報社の関係者の人たちは相当、準備に時間かけたんだろうなということを感じましたね。それほど、経済産業省がプログラミングという分野へのに期待感と、そして、何もしないでいると世界の中で取り残されてしまうという危惧感みたいなものを感じてるんでしょうね。 
Googleはかなりの割合で台湾の人が働いてるらしいです。それはは10~20年ぐらい前からもうすでにプログラミング教育というのを、学校で必修化して、その教育を進めていたことが背景にあるんです。その一方で、日本はやっと今年から、小学校の授業でプログラミング教育が必修化になりました。

プログラミング教育と聞くと、数字や記号の羅列、 C言語とかスクラッチとか、プログラミングソフトを駆使してアルゴリズムを作っていくことだと捉えている人も多いと思います。もちろんそういった部分もあるんですが、最も重要なのは、「プログラミング的思考」を子供とときから身につけるということなんですね。
よく料理に例えることが多いですよね。お湯を沸かすっていうのが一つのアクションですね。それから、沸騰したら火を止める。味噌を入れる。味噌が溶けきったら、最終的なネギとかを入れる。しかし、火の通りにくい具材は最初の方に入れなくてはならない。A になったら、 B になる。Bになった場合は Cになるが、Bにならなかった場合はD に進む、みたいな、数学で習った樹形図のような、論理的思考法のことを「プログラミング的思考」と呼ぶんですけど、この能力っていうのがこれからの社会を生きていく中で、また、人間しかできない仕事は何かというのを導き出す中で必要不可欠なな思考法になっていくってことなんですね。
これまでの義務教育は、テストで1問1答式の問題が多かったですよね。しかしこれからは、もっと大きな問題、または解決できるのかどうかわからないような抽象的な問題に対して、問題を分割し、分析し、構成要素整を理整整頓し直して、アプローチ方法を考え、組み合わせて、問題の解決に向かわなくてはなりません。
その順序立てて考えていく、論理的な思考方法というのが、「プログラミング的思考」なんだと僕は考えています。これが、今までの小学校中学校の教育の中であまり重要視されてなかったけれど、これからは大事になってくるよっていうことなんですね。ちなみに2025年には大学入試の主要受験科目になるみたいです。新たに「情報」っていうのが加わって、国語や数学、英語と同じぐらいの主要科目になるんです。

話は戻りますが、そういった背景があって、経済産業省の働きかけもあり、相当お金も時間もかけて、このプログラミングアワードが開催されたわけです。その記念すべき大会で、司会をやらせてもらったというのは非常に貴重な体験でした。
事前に撮った子供たちのプレゼンVTRを流し、終わった後に子供たちに電話を繋いで、いくつか質問するわけなんですが、プログラミングを学んでる子たちだから、それなりに頭がいいわけですよ。ちょっと意地悪というか変わった質問してもちゃんと気の利いた答えが返ってくる子たちばかりでしたね。楽しかったですねー、あのライブ感、最高の体験でした。

秋田の子供たちは学力が高いと言われていますが、それは単に、先生1人当たりの受け持つ生徒数が少ないから、学問的栄養が行き渡りその結果必然的に学力が高い子が育つわけで、特に、単純な一問一答型の知識インプットはスムーズに行われるわけですよ。
ただ、例えばわかりやすく言えば「東大進学率」で見るとやっぱり他県の進学校に比べたら劣る。それって、小中学生のときに、一問一答型の暗記力とか、スピーディーに答えを出す力だけではなく、じっくりと問題と向き合い、論理的に深く考え抜く力、まさにプログラミング的思考というのを見につけることが必要で、わが秋田県としては、どんどん率先してプログラミング教育を進めていかなければならないと思うわけです。
そのためには、教える側である教師たち、親たちも、プログラミングに触れなければならない。また早いうちからプログラミングを学べる塾やスクールの環境を、企業もバックアップして整える。プログラミング的思考を、子供のときから植えつける。呼吸をするかのように「アタリマエ」にプログラミングができる土壌を整えていくっていうのが大事ですね。

今回のオンライン大会を通じて、肌で感じました。秋田大学の先生、秋田県立大学の先生、秋田工業高等専門学校の先生、そして、敬愛する私の先輩である3DCGプロダクション「ゼロニウム」の伊藤さんも参加してくださって、各分野の専門家たちがしっかりと子供たちのアイディアやソフトウェアの内容に対してを講評を行ったわけですよ。それを聞いた子供たちは、きっと励みになったと思いますし、次へのステップにもなっただろうし、この中から、未来を担っていく、未来を変えていく、未来を作っていく人が育っていくんだろなあというのを感じました。
今後もね、プログラミングという分野に注目して、自分なりにも勉強もして、そして子供たちにちゃんと教えられるようになろうと思います。

今回の大会の様子は、ウェブサイトから観られます。
秋田の小学生中学生のプログラミング能力がどのくらいのレベルなのか、そしてこれからどのように成長していくのか、夢を膨らませながら、ぜひご覧いただきたいです。

マティログ

【Podcast マティログパラダイスX】
https://open.spotify.com/episode/0ySR0RRwXr6uN5s2CAVzbx?si=xHML_20HTsq1I76Y5u0KxQ

《あきたキッズプログラミングアワード》

〈WebSite〉
https://akpa.jp
大会の模様は、再生開始から [1:00:25] 経過したら始まります。

〈Twitter〉
@akpa_gramun
https://twitter.com/akpa_gramun

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