![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54667197/rectangle_large_type_2_764cf8eedd154bc93b5686dffb0c55fb.png?width=1200)
確実に起こる「未来」に手を打て
大阪堺筋本町の社会保険労務士⚖️マチネ社労士事務所の上田麻美です⚖️
確実に起こる「未来」に手を打て
※ドラッカー「チェンジ・リーダーの条件」
未来を完全に予測することはできません。
できたらいいなと思いますが、明日のことはもちろん、1分先の事ですら誰にもわからないです。
でも、未来の中には「確実に起こることが予測できる未来」もあります。
厚生労働省が昨年発表した出生率は過去最少、4年連続減少しているとのこと。
確実に起こることが予測できる未来に「労働力不足」があります。
現在は新型コロナウィルスの影響もあり休業している会社や廃業した会社もあるので、日本全体の失業者も増えていて、有効求人倍率も下がっています。
1を下回る都道府県もあることから、現在は働く人を探している会社より、仕事を探している人の方が多い状態という事ですが、コロナの収束後に世の中に活気が戻って来れば一気に働く人を求める会社は増えます。
働きたい人より、働く人を求める会社の方が多くなる。ということは
「求人を出しても応募者が集まらない」
ということです。
また、その未来は一時的なものかというと、そうではありません。
日本の出生率が下がり続けていれば、労働者人口も減少し続ける。
当たり前の話ですし、すでに対策されている会社もたくさんあり、この記事を読んでいらっしゃる方の中には「今更何を・・」と思っていらっしゃる方もいるかもしれません。
では、今、現実に目の前の従業員に対し何か対策をしていらっしゃいますか?
もしかすると、予測できる未来(求人を出す会社が増える)を見据えて、その時が来たら今より条件の良い会社、自分の夢を叶えられそうな会社に転職しようと虎視眈々と時期を狙っている従業員がいるかもしれません。
未来に向かって手を打っているのは会社だけではありません。
従業員も同じ。またその考えは決して間違えていません。
人生を考えた時、より自分を幸せにできる道を選ぶのは当たり前です。
コロナの収束後に、会社がいざ今から盛り返そう!と考えてもそこについて来てくれる社員がいない。なんて事も起こるかもしれません。
どんな対策をしたらいいのかわからない・・。
というなら、雑談してみたらどうでしょう。
否定も肯定もない、アドバイスでも相談でもなんでもない雑談。
よく、事業主さんに「従業員とコミュニケーションとってますか?」と聞くと
十分コミュニケーションはとっているよ。とおっしゃるのですが、よくよく聞いてみると、それはコミュニケーションではなく「指示」だったと言うことがあります。
会社の指示や方針、理念を説明し理解してもらおうとする事ももちろんコミュニケーションですが、相手を知るためには雑談は良いんじゃないかなと思います。
私もしょっちゅう雑談しますが、相手の意外な趣味や考えを知れたりして面白いです。
毎日顔を合わせていた人が、見た目から全く想像できないけど、茶道の趣味があったと知って一緒にお茶会に行く約束をしたり、実はマラソンをずっとしているとわかってコーチをお願いする事になったり。
自分の悩み事をあっさり解決してくれる技術や経験を持っていたり。
仕事を一緒にするきっかけになったりと。
恐るべし「雑談」 です。
もしよければ、雑談多めのマチネ社労士事務所のホームページも見てみてください。