社労士との契約必要ですかねぇ?
大阪市中央区の社労士事務所⚖️マチネ社労士事務所の上田麻美です⚖️
2022年明けたと思ったらもう2月も中旬になっていてびっくりしています・・。
早すぎる・・。
さて、タイトルの「社労士との契約必要ですかねぇ?」と言う言葉
実は何度も何度も聞きました。
それは純粋に「うちの会社に専門家が必要だと思いますか?」って意味の時もあれば「んなもんいらんやろ」って時もありますが、それはもう社労士として開業してから何度も言われました。
社労士が必要ですか?と聞かれたらいつも私は
「どんな会社にしたいですか?従業員さんにはどんなふうに働いて、どんなふうに成長してもらいたいですか?」
と聞いています。
そのお答えによっては「今から社労士と契約した方がいいですよ」とお伝えする時もありますし、「まだ良いんちゃいますか?」とお伝えする時もあります。
以前お会いした若い社長さんは
「1年以内に社員数を1名から10名にはしたい」とおっしゃっていました。
ビジョンが非常に明確で、どういう仕事をしてどんなお客さんと付き合い、どういう社員を採用してどうやって会社を大きくするのか、ちゃんと未来が見えていらっしゃいました。
その方には「絶対専門家がいた方が良いですよ」とお伝えしました。
1年で1人から10人の社員を雇い入れるためには、例え社員が1人のうちからでも、未来の組織を意識する必要がありますし、給与についてもシンプルかつ明朗な賃金規程や給与制度が必要になります。
初めに複雑なものを作ってしまうと、その制度に縛られてしまいますので最初の給与規程はシンプルにしている方が会社の成長を邪魔しません。
また、実際に仕事をしているとなかなか自社の現状を冷静に分析することは難しいと思います(自分のことは自分が一番わからないと思いますし)
外部から冷静に自分たちの会社をみていてくれる存在は必要です。
実際にその会社は、起業から1年で本当に社員数を10人にしました。
その間に、制度を整え社員の意見を聞き、検討修正実施を繰り返して社員満足度の高い成長企業になっています。
初めのうちの社長のお考えから1年で大きく変わった部分もあれば、全く変わらなかった芯の部分もあり私自身も社労士として学ぶところがたくさんありました。
また、昔は10人くらいになったら契約を考えてみたらどうですか?とアドバイスすることも多かったのですが、最近、起業を考える若い社長さんは働き方に「自由」を求めていらっしゃることが多いなと思います。
フレックスに働きたい。
労働時間に縛られたくない。
成果が出れば時間は関係ない。
出社も絶対ではない。
など、いつ、どこで働くか?を自由にしたいと考えていらっしゃる方は多いなと感じています。
私も、遅延して1〜2時間動かない電車の中で待っているより、テレワークに変えて家で仕事する方が良いのになぁと思いながら出勤していたこともありますので、
どこで、いつ働くのか?自由に決めれてワークライフバランスを整いやすくすることに反対はしません。
ですが、フレックスタイム制も裁量労働制も労働時間の例外、特別な規定です。
原則から外れた特別な規定を採用する場合は、やはり専門家が必要になるのではないかと思っています。
もしよろしければ、弊所マチネ社労士事務所へも会社の未来を話に来てみてください。
ワクワクできるお話が伺えるのはとても楽しいです。
この記事に書きました新規開業企業支援の2月残は1社です。