2025/02/02
日付はタイトルのようにしつつ、今はすでに明朝3時。コンゴ民主共和国から隣国・コンゴ共和国の首都ブラザビルに退避してきて4日目に入る。
住んでいるキンシャサでは安全措置のために外を歩けず、車の窓を開けるのも禁じられている。4日前のお昼にキンシャサを退避、川を渡ってブラザビルの港に着いた。たったの10分しか船に乗らなかったので、退避という実感がない...が、ホテルまでの道中で「ここはキンシャサじゃないのだ」とハッとして車の窓を開けた。気分が軽くなった。どうせ退避しなくちゃいけないのなら穏やかなこの街で羽を伸ばそう(紛争の渦中で不謹慎かもしれないけれど、前向きに)。
そう思ってたのに、ホテルについてすぐ私はマーライオンと化した。前々日からマーライオンと化していた息子の胃腸炎をもらってしまった。数分前と今では体調が雲泥の差で、一気にめちゃくちゃ辛い。胃腸炎は「突如始まる」というけれど、めちゃくちゃ突如、突くが如く出るわ出るわ。汚い詳細は省きつつ、とどのつまり羽を伸ばすどころではなくなった。
今のところブラザビルの思い出は、少し回復して何か食べようと頼んだルームサービスのフォーが美味しかったこと、部屋のテレビでネトフリを観ようにも停電が頻回すぎて諦めたのがちょっと面白かったこと。
明日あたり日本へ退避するように言われちゃうのかな。まだ少ししか住んでいないキンシャサだけど、突然離れるには残していくものが多すぎる。ブラザビルもほぼホテルのトイレしか見ていない。切ない。