心の声を聴く
深い深い海の中にゆっくりと時間をかけて落ちてゆく
目の前に広がるのは太陽の光に照らされた海面と反射されたサファイアのようなきれいな青
私はそんな景色を見ながら
深い深い海の底へとゆっくり落ちてゆく
背中に広がるのは深い深い黒
だんだんと明るい光から暗い闇に落ちてゆく
足掻こう藻掻くが動かない重力に体を委ねて落ちてゆく
それはダメだと体に動けと手と足に命令してる
しかし、
体が石像のように硬い、動かない、でも諦めない
諦めることは簡単だ、嫌だ、
この綺麗で明るい幻想的な景色を見たい
見続けたいと葛藤する
背中に広がる黒はさまざまな色が混ざりあってできた黒だ、純粋な黒では無い
いつもそんな黒色とこの景色が心の中で広がっている
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