介護記録3月30日
母は、深い睡眠に入ると
夢と現実を往き来するのか
何か話しているように、口をパクパク動かしたり、ニコニコ笑っていたりする
「おばあちゃん」と、声をかけると
目覚めて
話し出す
母「仕事が嫌で、サボったの」
私「へぇ~、仕事が嫌やったんや?」
母「うん」
と、言って笑う
私から見た、元気な頃の母は
真面目で、マメな人だと言う印象
“仕事をサボる”と言うイメージが湧かない
でも、もしかしたら若い頃、
仕事をサボったのか
それとも、サボりたかったけど出来なかったのか?
と、私は勝手に想像する
本当の母は、きっと私が知る以外にもたくさんあって
母親としての自分しか、私に見せていなかったのかも知れない
94年の人生
永いなぁ~と思う