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円と球①

2学期初の授業は円の導入。

まず、4人で輪投げをする時、どうやったら 投げる場所が平等になるのかを考えます。横一列に並ぶ図を見せると、これは不公平だと子どもたち。理由を尋ねると、棒から人までの長さが短い人と長い人がいて、距離が違うと指摘します。「人が動ければ平等にできる!」というので、4人を動かしてもらうとすると、板書左下のように、正方形の角に配置すれば良いとある子が発表しました。そうすると棒から人までの距離が同じになるから平等だということが全体で確認できました。

次に友だちの4人(緑)がそこにやってきたという設定にし、先ほどの4人(青)の状況を変えずにどう新しい4人を配置するのかを課題にしました。すると、多くの子は最初に右上の写真のように正方形の頂点と頂点の間に人を配置します。

これを見て納得している子とそうでない子がいます。納得していない子に聞くと、このままでは緑の子の方が青の子よりも棒から近いことが発表されました。他の子も納得です。

そこで、先ほどと同じように平等になるような配置を再び考えると、少し緑を棒より外側に移動し、緑の人から棒からの距離を長くすることで、青の人から棒までの距離と同じにします。

ここで円が見えている子はまだまだ少ないでしょうが、次回はさらに人数を増やしていくことで円が見えると良いなと思います。

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