Excel VBA版 モンスターファーム2合体相性検索プログラム
こんにちは、すうせいです。Excel VBAのプログラマーです。
先週木曜日に発売されたアプリ、Switch版のモンスターファーム2ではソンナ・バナナの効果が変更され、いわゆるバナナ育成が不可能になりました。一部のレアモンは高初期値かつ高適性かつ高寿命で一世代でもフルにできうるようですが、これによって合体による能力値の底上げの重要性が増しました。そこで最高の相性で合体できるモンスターを調べるプログラムを作成したので配布します。無料版は以前からあるものと同じで初期値で最高の相性のモンスターしか検索することしかできません。↓と同じです。
有料版では従来はできなかった「パラメータの調整によって最高の相性にできるモンスター」も検索することができます。ただし、合体で目当てのモンスターが4%以上の確率で誕生させられるかは保証できませんのでその点はご留意ください。
これを使うことで例えば最高相性の合体ができるのが最も多いモンスターはオセロット(ドラゴン×アーケロ)で128体ということが分かります。(Subが「???」のモンスターと適性が特殊なモンスターは全て除く)
合体相性について
このwikiによると、合体の相性は要するに合体前のモンスターの各パラメータの順番を法則によって決めて、その順番が合体後のモンスターのそれと一致するかどうかで決まります。まず①適性の良さで決め、それが同じなら②現在値の高さで決め、それも同じなら③初期値の高さで決め、それも同じなら④丈夫さ→回避→命中→かしこさ→ちから→ライフの順で決めるというものです。
例えばピクシーの適性と初期値はライフE50、ちからD80、かしこさA170、命中B150、回避B140、丈夫さE60です。法則にあてはめると1かしこさ、2命中、3回避、4ちから、5丈夫さ、6ライフとなります。
使い方
※Excel2007以降で使ってください。
ファイルを開く。「セキュリティの警告 マクロが無効にされました」というメッセージが出た場合は「コンテンツの有効化」をクリックしてください。
開発タブがない場合は「ファイル」→「オプション」→「リボンのユーザー設定」とクリックしてメインタブの「開発」にチェックを入れてOKをクリック。
相性を調べたいモンスターをB列から選択して「開発」→「マクロ」→「合体相性検索メイン」を選択して「実行(R)」をクリック。
するとこのように選択したモンスターと相性の良いモンスターが表示されます。先天的とは初期値で相性が完全一致すること、後天的とはパラメータ調整ありで一致することを意味します。
無料版の仕組みについて
現在値は無視して①適性の高さ②初期値の高さ③パラメータ降順で考えます。①適性はAを5000、Bを4000、Cを3000、Dを2000、Eを1000とします(E列からJ列) ②はそのままです(K列からP列) ①と②と、③ライフ0.1、ちから0.2、かしこさ0.3、命中0.4、回避0.5、丈夫さ0.6として足します(Q列からV列) そうして得られた各数値が全体の何番目に大きいかを出して(W列からAB列) 順番を決定します(AC列) プログラムはAC列だけで判定しています。こうすれば3つの条件を1度に判断できるので、我ながら上手い方法だと思っています(笑)
有料版
※無料版で動くことを確認してから購入することを強く推奨します。
※シートの保護をかけています。保護を解除して数値を変えると相性検索が正しくできなくなるのでご注意ください
※ソースコードを見ることはできません。無料版も同様です。
※プログラムは十分なテストを行っていますが、万一不具合があった場合は修正を行います
※適性はPS版に準拠しています。一部のモンスターは適性が修正されていると考えられます。今後、アプリ・Switch版に対応したものもアップする予定です。
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