【stay home企画!】から分かったメンバーの算数との関わり方
こんにちは!math channelメンバーのぬまちゃんです。
今年5月に、自粛期間を盛り上げようと【stay home企画!】という企画を実施しました。この企画では、math chnanelのメンバー13人に、小さい時から今までの算数との関わり方を書いてもらい、家でも楽しめる算数教材などを紹介してもらった企画です。おかげさまで大好評の企画でした。この場をお借りしてお礼申し上げます。
さて、13人のメンバーに記事を書いてもらったのをもとに、何か算数が好きや得意になる共通点があるのでは?と考えました。
そこで今回は、いままでのメンバーの記事から、算数との関わり方に関してまとめようと思います。ここでは、単語ベースの紹介になってしまうので、詳しい内容を知りたい方は以下のリンクから各メンバーの記事が見られますので、そちらをご覧ください!
→https://note.com/mathchannel/m/ma312813705a1
小さいとき算数は好きだった?嫌いだった?
いまmath channelで算数に触れているのだから、小さい頃も算数が好きだったのでは?と思いそうですが、案外そうでもなく…
好きが10人、嫌いが2人、どちらでもないが1人となりました。好きな人の中には、算数・数学が苦手だったという方もちらほらいました。必ずしも算数・数学が好きで得意だった人が関わっているわけではないことがわかりました。
算数が好きになったきっかけ
いまとなっては、算数が好きだというメンバーが大多数。算数が好きになったきっかけは?というと、
・とにかく算数に触れる機会が多かった。(ぬまちゃん)
・人から言われてではなく自分の意志で始めた、性格や環境も要因。(とめくん)
・数字をいじったり、式を変えたりするのが楽しかった。(くまちゃん)
・パズルに触れていた。(りき)
・数学Ⅲの今まで学んで来た算数・数学の知識をフル活用して問題を解くという過程が、ミステリー小説での伏線回収のようだと感じ、数学にハマった。(きみちゃん)
・2つの数があれば問題になって、答え合わせも自力でできることが楽しかった。 (はせやん)
・持ってる知識を超えて、学校の授業の中で今まで考え方が見当もつかなかったようなどんどん難しい問題を解けるようになっていったことが楽しく、好きになった。(るいあ)
・台形の公式の作り方(解説)に感動した。(綾衣)
と本当に様々。
・パズルなどを用いて自分の意思で算数に触れていくうちに好きになった
・数学の問題を解くうちに、公式の作り方に感動したり、解けない問題が解けるようになったりする経験により好きになった
ということができそうです。
どのように算数に触れてきたのか
算数が好きになった経験をもつmath channelメンバーは、小さいころどのように算数と触れてきたのかをまとめたいと思います。
1位:身近なもの(時間、おつり、漫画)
(ぬまちゃん、あけち、とめ、りき、はせやん、るいあ、綾衣)
2位:パズル、レゴ、積み木、数独、ゲーム
(ぬまちゃん、とめ、りき、うっつん、るいあ、いで)
2位:百マス計算、そろばん、問題集
(ぬまちゃん、とめ、うっつん、きみちゃん、るいあ、いで)
となりました。身の回りのものを用いて計算感覚を養っていたメンバーが多い結果になりました。パズルやレゴ、積み木、数独など楽しいからこそつい夢中になってやり続けた結果、いつの間にか立体感覚が養われていたというようなこともあるようです。また、百マス計算や問題集など算数や数学の力をのばす教材での関わり方も多いことがわかりました。
その他にも、
・お風呂場に九九のシートを貼って、入浴中に九九を全部言うようにしていた (こばとん)
・小学生のころから算数(数学)の授業終わりに先生に話をしに行っていた。そのときに授業よりも一歩踏み込んだ話などを聞いていた。(こばとん)
・小学生の時に母に割り算を教えてもらったり、身近にあるいろいろな算数の話を聞いていた (るいあ)
・素数大富豪に出会い、高校では素数の研究をしていた (るいあ)
という関わり方をしていたメンバーもいました。小さいころに算数を意識せず関わっていたという意見もありました。
おすすめの本、パズルなど
算数に触れられるオススメの本やパズル、遊び方などを紹介します。
☆オススメの本
・数の悪魔 (ぬまちゃん、くまちゃん)
・浜村渚の計算ノート (くまちゃん、こばとん)
・数学ガール (くまちゃん、こばとん)
・13歳からの論理トレーニング (とめ)
・算数おもしろ大辞典IQ (うっつん)
・ピグマキッズクラブの算数(SAPIX) (うっつん)
・受験算数計算奥義 (うっつん)
・数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学 (きみちゃん)
・算法少女 (ぬまちゃん)
・世界一美しい数学塗り絵~宇宙の模様~ (はせやん)
・数学デッサン教室 描いて楽しむ数学のかたち (はせやん)
・科学雑誌「newton」(いで)
・理系の料理 (ぽん)
☆オススメのパズル系
・数独 (とめ、うっつん、きみちゃん)
・かずそろえ計算パズル [math channel制作] (ぬまちゃん、くまちゃん)
・kukupon! [math channel制作] (ぬまちゃん、くまちゃん)
・タングラム (ぬまちゃん、こばとん)
・明治チョコレートパズル (ぬまちゃん)
・箱入り娘 (ぬまちゃん)
・五目ならべ (ぬまちゃん)
・立体パズル (ぬまちゃん)
・マインスイーパー (とめ)
・ピクロス (とめ)
・橋を架けろ (とめ)
・ぬりかべ (とめ)
・ルービックキューブ (うっつん)
・ピラミッド(トランプゲーム) (うっつん)
・ハノイの塔 (こばとん)
☆その他の楽しみ方
・道にある何気ない花の花びらの数を数えるなど、目の前にあるものを観察して算数にふれる (あけち)
・自分の体のあらゆる長さをはかってみよう (りき)
・じゃんけんマスターになろう (りき)
・オリジナルの算数・数学の問題を作ってみる (綾衣)
math channelメンバーからのコメント
math channelメンバーからの算数との関わり方や算数の魅力についてコメントがあります!算数との関わり方に悩んでいる方にぜひ参考になればと思います。
ぬまちゃん
・自然に算数、数学に触れられるような環境だった
・概念の理解を大切にしていた(マイナスの計算をする際には「いくつ分は引けるけどもあといくつ分足りない」を考える)
・小さいころから百マス計算などで計算力の向上、計算スピードの上昇をしていた
・多くの問題に触れてわからないところは聞いて1つずつ解決させていく
・理解できなかった時に、いろんな切り口から考えることで理解できることがある
・1つの問題集に載っている問題をできるようになるまで何周もやる方が定着率は高い
あけち
算数の魅力の一つは1+1がいつも2であることです。今日は虫の居所が悪いから1+1=1で!....とはなりません笑。大人、子供関係なく、考えた分だけきちんと振り向いてくれるような気もします。
とめ
わたしが算数・数学が好きでいられるのは、算数・数学がとてつもなく奥深いものだからだと思います。学問的深さ、生活への利用・応用の幅の広さ、娯楽としての一面などいまでも知らないことはたくさんありますし、その分だけ楽しむ余地も残っています。
こうして考えてみると算数・数学の根幹は「ルールがはっきりしていること」なんだろうと思いますね。
算数をするにあたって、簡単なことだけでなく難しいことわからないこともたくさん出てくるでしょうが、できるようになった時の爽快感を大きくするためのスパイスだと思って楽しんでください!
くまちゃん
今の私にとって算数・数学はなくてはならないものです。算数・数学を伝える仕事をしているからというのもありますが、どうやったらわかりやすく楽しさが伝わるのか、たくさん考えます。考えているときに数字や式の新たな雰囲気が出てくることがあります。それが私にとっては楽しいです。
うっつん
私は、少し変わったというかつまらない算数の関わり方で数学・算数を好きになったと考えています。正直、数学・算数を好きになったのは運がよかったからだと考えています。それは親だったり友達だったりと周りの環境に恵まれ、好きなことを自由にできたからです。私はこの幸運に本当に感謝しています。ですから、このnoteを読んでいる方には子供たちの興味への道をできるだけつくるお手伝いをしてくださると助かります。「孟母三遷」とあるように教育には本当に環境が重要です。
はせやん
塗り絵や絵を描くことは、ストレス解消にもなると言われています。大変な時期ではありますが、これを機に普段とは違う、算数・数学を学ぶ方法に触れていただいて、楽しい・面白いと感じるきっかけになればいいなと思います。
綾衣
算数は紙とペンがあればいつでもどこでもできる遊びです。遊び方にきまりもありません。
より詳しい内容を知りたい方は以下のリンクから各メンバーの記事が見られますので、そちらをご覧ください!
→https://note.com/mathchannel/m/ma312813705a1
最後まで、お読みいただきありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?