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算数の体験学習が、小学生の学習に効果的なワケ【math channel動画紹介】

こんにちは、math channelです。
今日はYouTubeチャンネルの動画を紹介したいと思います。

今日ご紹介する動画は、こちら。

この動画では、「1メートル」という「長さ」を体験を通して理解していく方法を、math channel代表の横山明日希が紹介しています。

「長さ」は、小学2年生の算数で初めて習います。

ここで大切なのが、「体験学習」なのです!

なぜかというと……

それは、この時期の子どもの心の発達と関連しています。

発達心理学の世界では知らない人はいないほど有名な、スイスの心理学者、ジャン・ピアジェが提唱する「ピアジェの発達段階説」によると、

7歳から12歳ごろの子どもは、
「具体的なものを通して理解する力は発達しているが、抽象的な概念についてはまだ理解が難しい」
という発達段階にあるとされています。

だから、

「10㎜と1㎝は同じ」「103センチは1メートル3センチ」など、文字に書かれたり言葉で表現されたものだけでは、抽象的過ぎて理解することが難しいのです。

しかし、この時期の子どもは「具体的なものをもって体験すれば、理解することができる」という力を持っています。

だからこそ、抽象的な概念を、具体的なものを通して理解していくことが重要なのです!

これこそが、「体験学習」がこの時期の子どもにとっていかに効果があるか、ということの大きな理由の一つです。

ちなみに、7歳以前の幼児期は、自分中心に物事を捉えていて、「見た目」によって直感的に判断を左右してしまう傾向があります。
具体的なものを通したとしても、ものごとを理解する力はまだ発達していません。

それから、7~12歳ごろの具体的なものを通して物事を理解する時期を経て、12歳ごろから「抽象的な概念を頭の中で論理的に施行することができる」という力を身につけていきます。

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ですので、7~12歳の子ども、つまり小学生には、直接自分で体験して学んでいく「体験学習」がものすごくお勧めなのです。

math channelでは、算数の面白さを体験できる「体験型算数ワークショップ」を大切にしています。

そんな、「体験型算数ワークショップ」のほんの一部分を、オンラインでも体験してもらうべく作成したのが、今回ご紹介している動画です。

「長さの単位って何?」「メートルってどれくらいの長さ?」なんてことを、頭だけで考えると難しく、苦手になってしまいそうですが、体験を通して学ぶとこんなにも面白い!ということが、この動画での体験を通して、きっと感じていただけるのではと思います。

ぜひ、親子で観ていただければと思います。

(動画の最後に、明日希先生からのクイズもあります!)

そして、math channelの代々木教室千葉の柏の葉T-KIDSにて開催している算数の定期ワークショップでは、いろんなテーマを体験しながら算数について楽しく理解し、もっと好きになるコンテンツをたくさんご用意しています。

是非一度、あそびにきてくださいね。

10月以降、年内に開催する算数のワークショップはこちら↓

(10月の講座では、動画で紹介した「長さ」についてもっと深く、もっと楽しく取り上げます!)

【math channelについて】
『「わかった!」と「おもしろい!」の感動を広げよう』を理念に掲げ活動中!幼児から小学生、大人まで算数、数学の楽しさを届けます。

<メンバー>
横山明日希(@asunokibou)
math channel (@math_channel_tw)

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