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【有料級】2024年度版 市立西宮高校グローバル・サイエンス科に合格するための偏差値とは
兵庫県西宮市の公立高校「市立西宮高校」には、グローバル・サイエンス科という専門学科があります。(市西GSと呼ばれることが多いようです)兵庫県下の難関高校で、兵庫県全域から受験が可能ですが、特に、西宮市、尼崎市、伊丹市からの受験者が多いようです。
定員は40名の狭き門であるために、通っている中学校において、「過去にどのくらいの学力を持っている生徒が合格しているのか」を把握するのが難しいのではないでしょうか。
一方、兵庫県・大阪府を中心とする学習塾「開進館」は、19年連続で神戸総理合格実績No.1を誇り、豊富なデータを蓄積しています。
この記事では、開進館で行っている2つの模試
・合格判定テスト
・市西GS模試
の偏差値で合格の目安をお伝えします。
2024年度版 合格判定テスト偏差値による合格基準
1. 【取り扱い注意】合格判定テストの偏差値による合格基準
市西GS科の受験科目は数学・理科・小論文・面接です。ここでは数学・理科の2科の偏差値で合格基準を示します。
2023年度の合格判定テストデータによると、英数国の3科合計の偏差値は、
・安全圏が68以上
・合格圏が64~67
・挑戦圏が62~63
・再考圏が61未満
という結果が出ました。
2022年度のデータと比較すると、合格するための偏差値が1~2上昇しており、難易度が上がっているということがわかりました。
神戸総理は、合格と不合格の境目が比較的はっきりしていたのに対して、市西GSでは合格圏内でも不合格者がいます。したがって、合格圏内が広くなっています。
また、昨年の通知表(内申点)のデータを見ても、合否との相関関係があまり見て取ることができません。したがって、市西GSについては以下のようなことが言えるかと思います。
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2. 【注意】模試によって偏差値の意味が異なる
ところで、「偏差値」とはいったいどういうものでしょうか?
簡単にいうと、偏差値とは、自分が受けた模試の得点が上位から見てどのくらいに位置するかを示したものです。
※すみません…。数学の講師としては、この説明は雑すぎて罪悪感があります。
<偏差値のイメージ>
例えば、2つの模試を考えてみましょう。
A模試…日本全国のすべての人が受験している
B模試…超難関校を目指す人だけが受験している
そうすると、2つの模試でともに偏差値65をとったとしても、
B模試では、
超難関校を目指す人の中でも上位6.68%に入っている
ということになりますから、相当難しいことがわかります。
つまり、偏差値の目安はあくまでも開進館の「合格判定テスト」にのみ該当するもので、広範囲で多くの中学生が受験する模試とは偏差値がずれることをご承知ください。
3. 合格判定テストとは
合格判定テストは、アップ教育企画 開進館が主催している模試です。開進館の校内生を中心に多くの方が受験します。
兵庫県、大阪府の公立普通科をはじめ、神戸総理・市西GSといた公立専門学科や、西大和学園、大阪教育大附属池田校舎、関西学院高等部といった難関国私立高校などの合格度を判定することができます。
模試の難易度は、極端に高いものでも低いものでもありません。
基本レベル:標準レベル:発展レベル=4:4:2 の割合で構成されていて、バランスのとれた模試となっています。
毎年、4月、7月、9月、11月、1月の5回実施しております。ふだん開進館に通っていない方も受験できます。条件によっては無料で受験できる場合もありますので、気になる方は下記のバナーをクリックしてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1684566817350-g3xKxbhLX1.png)
2024年度版 市西GS模試による合格基準
1. 市西GS模試の偏差値による合格基準
2023年度に実施した「市西GS模試」の3科合計の偏差値データによると
・安全圏が56以上
・合格圏が51~55
・挑戦圏が47~50
・再考圏が46以下
という結果が出ました。
先ほどの「模試によって偏差値の意味が異なる」でお伝えした通り、随分と偏差値の基準が変わりました。
市西GS模試においても、合格判定テスト同様に合格圏が広くなっています。先ほど述べました通り、数学・理科の成績が安定的に取れること、小論文、面接も合否を決める要素となっていることと考えられます。
2. 市西GS模試とは
「市西GS模試」は、アップ教育企画 開進館が主催している模試です。その名の通り、市立西宮高校グローバル・サイエンス科を志望している中3生が受験します。
市西GS模試は、市西GSの入試の傾向・難易度に完全に沿ったものとなっており合格判定と比較して精度が高いと考えられます。
毎年、4月、7月、9月、12月の4回実施しております。ふだん開進館に通っていない方も受験できます。条件によっては無料で受験できる場合もありますので、気になる方は下記のバナーをクリックしてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1684567841897-q5uTFXLvG8.png)
数学・理科の安定的な力が合格に必要
市西GSは「中学校の定期考査で1位を取っているから」とか「通知表がオール5だから」ということで合格する高校ではありません。
一方で、「実技教科で5をとれずに3になってしまう」とか「定期考査ではミスがあって1位にならない」という受験生が合格する場合もあります。
なぜなら、入試問題に非常に特徴があるからです。
数学は、ただ単に難易度が高いわけではありません。入試問題でよく目にするような問題、いわゆるパターン問題はほとんど出題されません。むしろ思考力を問われる問題が出題される傾向にあります。ですから、様々な模試において安定して成績が取れる学力が必要とされます。
模試の偏差値と合否の結果の相関関係が神戸総理程はっきりしていない要因の一つになっていると考えられます。
理科については、数学同様パターン化されていない問題の出題がある上に、難関国私立高校で出題されるような計算問題や、実験・考察に関する記述力が問われます。非常に難易度が高いと言えます。
つまり、市西GSの入試問題の傾向・難易度に沿った学習がどうしても必要なのです。
開進館の市西GSオンデマンドWEB講座
開進館は、阪神間を中心としている集団学習塾で、神戸高校総合理学科において抜群の合格実績を誇っています。2023年度入試では、定員40名のうち31名の合格者を輩出しています。
開進館では、2022年度より
市西GSに完全特化したオンデマンド型WEB授業動画「市西GSオンデマンドWEB講座」を開講しています。
・豊富な問題量
・入試傾向、難易度に沿った問題選定
・見やすい1コマ40分動画
・小論文の解説
・オンラインで面接練習を実施
が特長です。
通信教育で学習している方のプラスアルファに、遠方からのご受講に、あるいは塾と併用してなど、さまざまな場面でご活用いただけます。
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