【2023年度版】市立西宮高校グローバルサイエンス科 合格のための勉強法Part.2(数学)
今回は、市立西宮高校グローバル・サイエンス科の数学の傾向の1つに注目し、合格のための数学の勉強法の1つをまとめていきたいと思います。
試行力が問われる問題とは
市立西宮高校グローバルサイエンス科 合格のための勉強法Part.1(数学)でも紹介しました「試行力」について、詳細をお伝えします。
「試行力」は私の造語で一般的な語ではありません。私が使用する「試行力」とは以下のような意味です。
公式やきれいな解法にこだわらず、ひたすら手を動かし、(少々強引でもいいから)あれこれやって解ける力
と考えています。
実際に数学を指導していると、「やり方がわからない」「考え方がわからない」と手をピタッと止めてしまうお子さまを目にすることがあります。市立西宮高校グローバル・サイエンス科の入試では、「わからないなりにとにかくやってみようよ」というメッセージが込められた問題の出題が見られるように私は考えています。
では、平成28年度の入試の類題を下に掲載してみます
とにかく書いてみようよ!
さて、前述の問題の解答です。華麗な解き方があるのかもしれませんが、ミスなく、自信をもって答案したいのであれば、表を書くのがいいかと思います。
上の表より、
0分以上125分以下、130分より長く135分以下、140分より長く145分以下 が答です。
正答を見ると、解答が連続していないことがわかります。こういった問題は1次関数のグラフでは答えが出すことができませんし、方程式をつくろうにも非常に作りづらいです。
結果としては、ただただプランAとプランBの料金が一致しそうなところを模索し、その周辺を表を書いて調べるのが一番確実な方法と言えます。
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