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【2023年度版】神戸高校総合理学科 合格のための勉強法Part.1(数学)
2024年度版はこちらをご覧ください。
神戸総理合格にむけた勉強法(数学)
神戸高校総合理学の入試問題は、公立高校の一般入試と比較すると難易度はかなり高いです。
だから、一般的に市販されている教材を学習したり、公立高校の普通科入試の合格を目標にして学習している学習塾の指導では不十分なことが多いと言えます。
では、どのように数学を学習していけば合格できるでしょうか。
結論)以下の3ステップで対策はOK!
神戸高校総合理学科 合格のための勉強法の3ステップ
① 中学生内容をできるだけ早く終える
② 難関国私立高校の入試問題を演習する
③ 過去問を解き、苦手分野の入試問題を解く。
それぞれの内容について、紹介していきます。
中学生内容をできるだけ早く終える
数学の入試問題は、中学3年間でならった事項をすべて駆使して解く問題が多いです。図形の単元はもっともその傾向が強く、その中でも重要な単元である「相似」「円」「三平方の定理」を学ばないと入試問題を解くことができません。ところが、それらの単元はすべて中学3年の2学期に学校で学習することが多いので、入試演習が入試間近になってしまいます。
したがって、できるだけ教科書に沿った問題集や参考書などを活用して、中3内容を先取りすることをお勧めします。
できれば、夏休みが始まる前までに、中3内容を一通り終えておくのがいいでしょう。
難関国私立で出題される頻出パターンの入試問題
神戸高校総合理学科の入試問題では、難関国私立高校でよく出題されるような問題が出題されることがあります。
具体的に一つの問題例を示します。(このまま出題されているわけではありません)
【問題例】
$${\sqrt{m^2+100}}$$が整数になるための自然数$${m}$$を求めなさい。
【解答例】
$${\sqrt{m^2+100}=n}$$($${n}$$は自然数)とおくと、
両辺を平方して、 $${m^2+100=n^2}$$
移項して因数分解すると、 $${(n+m)(n-m)=100}$$
$${n+m,n-m}$$は奇偶一致し、$${n+m>n-m}$$するので、
$${(n+m,n-m)=(50,2)}$$
よって、 $${m=24}$$
難関国私立高校では頻出問題ですが、公立高校の普通科入試においては珍しい問題です。このようなレベルの問題が過去に出題されています。
だからまずは難関国私立高校の入試問題を扱っている入試問題集を解いていくのがいいでしょう。
書店で販売している問題集は、公立高校の普通科(一般)入試を扱っているものが多いので、具体的な有名高校名が記載されている問題集を学習するのがよいかと思います。
過去問から傾向をつかみ、苦手単元を克服する
神戸高校総合理学の数学の入試問題の傾向を把握し、苦手な単元を強化しておくと、得点力を上げることができます。
おおむね、以下のような単元が出題されることが多いです。
大問1 小問集合(数式・文章題・整数・資料など)
大問2 関数(放物線と直線)
大問3 場合の数と確率
大問4 平面図形
大問5 空間図形
各領域の具体的な傾向や内容については、別の機会に紹介します。
神戸高校総合理学科合格のためのWeb講座
兵庫県の学習塾「開進館」は11年連続塾別No.1の合格実績を出しており、2022年度入試においては、定員40名中(合格者も40名)27名の合格者を輩出しています。
開進館では、神戸高校総合理学科の入試問題の傾向に沿ったWebによるオンデマンド講座「神戸総理Web」を開講しています。
この記事の筆者がテキストを作成し、授業動画も収録しています。
普段塾に通っているが上記のような対策が難しかったり、遠方で塾に通えない方には最適の講座ですので、一度ご検討ください。
「神戸総理Web」の詳細は以下のアイコンからご覧いただけます。
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