「小説の神様 君としか描けない物語」
またまたAmazon primeで観ました。意識してなかったですが、また橋本環奈でてました(笑) 役柄としてはこっちの方が合ってるかなと思う。そして声が思ってたより低いことを知った。主人公役の男の子がEXILEグループなのはエンドロールで知りました。
観てもいいかなって人
・青春映画が好きな人
個人的な評価
★★★☆☆(3.0/5.0)
小説家の高校生2人を描いた作品で、恋愛要素を排除したところが個人的には◎。青春映画といったスカッとした感じが好きな人にはいいかなと。
具体的な感想(ネタバレ含む)
これも原作があり、漫画家もされているみたいだけど、こっちはまったく読んでません。なのでイメージのない状態で観ました。
作品が始まってモノクロが続くのは、「四月は君の嘘」の有馬公正くんと同じ心境の表現だろうなって思ったらそうでした。
劇中で曲が多く流れるのですが、効果的だったかは微妙なところ。オープニングで曲が流れるので印象的な映画は「恋は雨上がりのように」で使用されたポルカドットスティングレイの「テレキャスターストライプ」ですかね。曲のは颯爽感とあきらの走るところがマッチしていた。
当たり前のようにレビューを見て物を買う時代。物だけではなく、人にも評価はつけられる。もちろん職場でも評価はつけられるのだが、表舞台に出る人は見えない他人からの評価と戦わなければならない。貫けるだけの意思が必要になる。InstagramだってTwitterだって、何にだって数の暴力が付き纏うんだから残酷な時代だよなぁ。「自分を信じる」っていうと安っぽくなるけど、ある程度自意識過剰でないと生きていけない。プラスしてやはり応援してくれる人が1人でもいるってことは強いってこと。そういうことが描かれていた。
個人的に好きなシーンは九ノ里が千谷の小説を好きだというシーン。それまでやたらフライになる野球部のシーンが伏線になってるところがさりげなくよかった。主人公にも救いがあって、そして主人公がまた違う人を救う側になるのだ。
2人の主人公がうまくマッチングしていくのは青春映画としてはベタだけど、こういうのを観る人ってそういうのを求めていると思う。そんな人には観て損はしないかなと!最後どうなったかもう5分くらい欲しかったなぁと思うが、その辺は原作とかを追いかけてみるといいのかもしれませんね。
男女の高校生小説家で変な恋愛要素をいれなかったところは高評価です。小説家として切磋琢磨する姿はよかった。
「君の膵臓をたべたい。」でもそうでしたが屋外の渡り廊下や屋上に放置されている机なんてのは現実にはありません。腐っちゃうからね。「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」のようにゴミ捨て場にならあるかもですが。屋上にも簡単にはいけませんよね。屋上にいけるような青春が送れる世界線はいずこへ…