したいことをして生きる?
自分が何をしたいと思ってこの仕事に就いたのか。熱く語れて、そして現在もその熱量を持って働けている人がどのくらいいるのだろう。
僕が映画のレビューを書き出したきっかけは「花束みたいな恋をした」を観たからである。同作品の自分の考えがまとまった文章が書けていないので、未だ下書き状態ですが。
良い悪いはさておき、あの作品はいろいろと考えさせる力があると思う。いろんな人のいろんな感想があると思うが、僕は今の僕が感じたことを書いて、まとめておきたいと思ったのです。
あの作品の主人公(菅田将暉)は資本主義社会に浸かっていく。この社会で生きていくにはお金が必要で、そのためには働かなければならなくて。仕事でお金をもらうには社会に自分の時間を対価として払わなければならない。もちろんそれは重々承知で、あとはどんな仕事をするか。それなりに働いてきたのに就活真っ只中の学生を描いた「何者」の登場人物みたいな考えしてるけど(笑)
でもこうやって悩んだり、心揺れながら生きていくことは大切なことだと思っている。マイホームを買って、家庭を持って、老後のためにコツコツ貯めて、それは確かに幸せの形なのだと思う。でもそれはあくまで幸せの形の中の1つであり、それが絶対なんてことはない。自分らしい幸せの形を探し続けて、常に求めて、揺り返しながら、そうやって生きていきたい。そのためにはいつだってこういうくだらないことを、バカにされるようなことを考え続けなければならない。
さて冒頭の話に戻るのだが、仕事を自分のしたいことにできている人はどのくらいいるのだろうか。もちろんしたいこととできることは違う。自由とわがままは違う。自信と思い込みは違う。客観的に自分の評価や能力を知らなければない。限界を知ること、現実を知ることは怖い。でも挑戦せずに諦めることはできない。
Xデーまであと9日。
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