good luck on your journey.

近しい人が頑張っているのを見ると、素直に自分もエネルギーをもらえる。世間から評価されるかって言うのはたしかに大きな指標だと思うけど、こうやって形になったことにはやっぱり感動する。アーティストって大変だけど、これからも友達として、いちファンとして全力で応援していきたい。

仕事し始めてからと言うもの、自分のプライベートで一緒に過ごす人は本当に少なくなった。大学の友達とも仕事始めてからは全然遊べないし、地元に帰っている人も多い、高校時代の部活の仲間とは1年に2回くらいしか会わない。その他の高校の友達、中学校、小学校の友達なんて皆無。小学校のときの幼馴染(3人)には月1で髪を切ってもらって、海外にいるのとは時々LINEして、近くに住んでるのとはときどき遊びに行くくらい。やっぱり幼馴染はちょっと違う存在なのかもね。

小学校、中学校、高校のときは教室という空間でクラスという集団生活を行う。生まれも育ちも全然違うのに同じ箱にいれられ、同じ方向を向かって過ごさなきゃいけないというのは結構大変なことだ。子どもだから人間関係の作り方だって手探りだし、集団でいればグループもできるし、いろんな関係性もできてくる。現代ではスクールカーストなんて言葉が普通に飛び交うくらいだ。もちろんそうやって過ごした12年(保育園や幼稚園を入れたらもっと長い時間)で集団生活での過ごし方を学ぶことになる。傷ついたり、傷つけたり、見たり、見ぬふりをしたりしながら。いろんな人と関わることで自分を評価していく。ときには模試を受けたり、他校との試合や展覧会などを経て見知らぬ全国の同世代と比較し合う。そうやって自分が世界のどのあたりに属するのかを判定していく。そしてさまざまな進路に舵を切っていく。進学、就職、そしてそこからは生活のために働き続けることになる。

こうやって考えるとこの当たり前の流れが、実はものすごく人間の手が加えられたレールだということに気づく。当たり前のように自分が選択し、過ごし、戦ってきた日々は確実に選別される日々だった。大人になってとそのレールにずーっと従っていくのか、立ち止まって考えるのも大切だと思う。

お金があれば幸せ

なんてとても不自由な気がする。
お金で買える自由や個性には本当の価値はない。価値は自分がつけていくものだから。

僕がここまでに過ごして出会ってきた数千人は今でも元気でしょうか。もしかしたらもう会うことができない人がほとんどでしょう。でもこの世界のどこかで頑張って生きているのでしょう。まぁそうじゃなくても僕にはなんの影響もないですが。
僕はこれからも僕らしく僕の周りの世界を大切にして、大切にしたい人を大切にして生きていきます。自分勝手で気持ちいいくらいに。

good luck on your journey.

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