
[Tableau]ECサイトの分析でよく使う計算フィールド ベスト3
このnoteではECサイトの分析時にTableauでよく使う計算フィールドをご紹介したいと思います。
Tableauを使いはじめたばかりの方で、どんな分析をすればいいか悩んでらっしゃる方は、ぜひ読んでみてください。
第1位「datediff」
任意の日付同士の期間を返してくれます。
使用例としては仕入日から注文日までの日数や、仕入日から今日現在までの経過日数を見て稼働の良い商品や、滞留商品を見つけます。
稼働の良い商品はたくさん仕入れて、滞留商品は値下げなどを行い素早く売上として計上させちゃいましょう!
//記述例
datediff('day',[仕入日],[注文日])
※'day'の部分を'year'に変えると年単位に、'month'に変えると月単位に変更できます。
※実際に使用する際は[仕入日]を計測開始日に、[注文日]を計測終了日に設定してください。
第2位「fixed」
指定した単位での合計値を返してくれます。
使用例としては商品の型番別で累計売上・累計仕入額などを見てどの商品の貢献度が高いかを判断します。
おすすめは累計仕入額÷累計売上で投資対効果を算出して売上・利益増に直結する商品の仕入れを強めることです。
//記述例
{fixed [商品ID]:sum([売上])}
※実際に使用する際は[商品ID]を単位、[売上]を計測したい数値にしてください。
第3位「if」
条件に合致するものに任意の処理をしてくれます。
使用例としては購入回数や、購入頻度、購入額などでユーザーを区分けしたあとにユーザーを抽出し、各ユーザーに合わせた施策をすることでヒット率を上げれるようにします。
//記述例
IF [顧客有単位の購入回数] >= 20 THEN 5
ELSEIF [顧客有単位の購入回数] >= 10 THEN 4
ELSEIF [顧客有単位の購入回数] >= 5 THEN 3
ELSEIF [顧客有単位の購入回数] >= 2 THEN 2
else 1 end
※実際に使用する際は[商品ID]を単位、[売上]を計測したい数値にしてください。
さいごに
お読みいただきありがとうございました。
もし、私はこういう計算フィールド使ってこういう分析してるよーという情報を提供してくださる方がいらっしゃいましたら、教えてください!