思い切って挑戦したクラファンを通して感じていること〜皆さんと分かち合いたい思い
こんにちは。「マタニティを飛躍の機会に」マタニティリープの渡辺有貴です。現在、「ママの人生が変わるマジックワード#マタニティーリープ〜コーチと歩むライフデザインブック〜(仮題)」という本を出版しようとしています。クラウドファンディングを通じて1000人のママに1000冊のこの本を届けるという目標を持って活動しています。今回の記事では、私がどんな思いでこの活動を行なっているのか、そしてその中で感じたことをお届けしたいと思います。読んでいただいて、皆さんの出産子育てや日常に何かお役に立つエッセンスがあれば嬉しく思います。
クラウドファンディングの始まり
クラウドファンディングを始めようとした当初、正直言って、どれほどの反響があるのか全く分かりませんでした。支援をお願いすること自体が初めての経験で、期待と不安が入り混じる日々が続きました。(なぜか日の出とともに)毎朝起きるたびに、プロジェクトの進捗状況を確認すること、お願いをすることが日課になりました。支援が増えるたびに喜びを感じる一方で、いろんなことが思うように進まない日もあり、がっかりしたりすることもありました。
支援のお願いと心の葛藤
支援のお願いは時には自分のお願いばかりが多く、相手を困らせてしまったのではないかと感じることもあります。そんなとき、相手の反応が見えないことに不安を覚え、どうしていいか分からなくなることもあります。その度に、もっと自然に、そして相手にとっても心地よく感じてもらえるようにお願いできないかと自問しています。答えはないけれど、自分の思いと相手の方への想いが重なり、そこに響き合いが起きる時、とても嬉しい気持ちになります。時には、ある人をふと思い出した時に、その人からメッセージをいただくなど、シンクロニシティさえ感じることもあります。
支援してくださる方への感謝と取り組み
支援してくださる方々には、本当に感謝しています。その感謝の気持ちを伝えるために、個別にメッセージを送ったり、お会いできるイベントを企画したりしています。少しずつですが、こうした取り組みを通じて支援してくださる方との絆が深まっていると感じています。
支援者からのメッセージ
そんな支援していただいた方のメッセージにも心を動かされました。ある人は、私たちのプロジェクトやマタニティリープの理念に共感し、支援したい理由を詳しく語ってくれました。娘さんたちがどれだけ出産と育児の過程で苦労をして頑張っているのか、社会や会社の構造で一人が頑張ろうとしてもなかなか立ち行かない。家族で頑張って応援していて、この活動とビジョンがとても心に響くといったメッセージもありました。私たちが目指していることが本当に意味のあることだと、いただいたメッセージで再確認し、涙が出るほど嬉しかったです。
率直なフィードバック
一方で、子供のいる方から「私はそんなタイプのママではなくて、距離を感じるし、共感できない」と率直に伝えてもらったこともありました。その言葉を聞いて、自分たちが発信しているメッセージがすべてのママたちに届くものではわけではないことに気づかされました。このフィードバックは、私にとって非常に貴重なもので、メッセージを多様な視点から見直すきっかけとなりました。実は私は強くメッセージを出すことで、こういった分断や距離を作ってしまう恐れをずっと抱えていました。あの人は妊活をしているから、こういう話をするのは嫌な気持ちになるかもしれない。旦那さんの話を当たり前にするけれど、そうじゃない人もいるじゃないか。そう思って逡巡したり、思い切ってメッセージを発信することに躊躇していたのです。
支援の広がりと共感の力
今回はクラファンという機会を得て、思い切り100%、自分のできることを発信しています。そうするとインパクトが生まれます。SNSでのシェアや口コミの力は本当に大きいと実感しています。いいなと思ってくれる方がその周りの方に口コミしてくれて、支援の輪が広がっていくのを感じています。最初は私たちの知り合いや仲間から。そこから波紋のように少しずつ必要な方に届くイメージを持っています。その温かい声や率直なフィードバックを受け取りながら励まされる日々であり、その声が次のステップへの大きな力となっています。
未来への確信
私が確信しているのは、すべてのママたちが自分の悩みや希望を持ちながら主人公になって輝けるということです。そしてそんな社会の実現の源の一つになれたらと思っています。マタニティリープをきっかけに、多くのママたちが自分らしく生きるための一歩を踏み出すことが、この先の世界や社会の雰囲気を作り出していくと信じています。そして、たとえ悩んでいたりうまくいかないことがあっても、思っていることが話せたり、聞いてもらえるようなつながりの中で、笑い飛ばせるぐらい大丈夫だと感じられたら素敵だなと思います。
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございます。このプロジェクトに込めた思いや、クラウドファンディングを通じて感じていることを共有させていただきました。このプロジェクトは、ママたちを中心に据えていますが、それだけではなく、あらゆる人々とのつながりを大切にしています。私たちが目指す未来は、すべての人が共感し合い、支え合える社会です。これからもマタニティリープを応援してくださる皆さんと共に、より良い未来を築いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
クラウドファンディングのサイトはこちらです。