#7 妊娠9週0日 出産予定日決定

2024年6月14日

正式に母子手帳を貰い、初めての妊婦健診。
つわりのストレスで、1日1日が本当に遅く、何度脳内で早送りをしたものか・・・

「つわりが本当に辛くて・・・一体いつ終わるんでしょうか？」

「一般的にはピークは10週目だから、もうじきよ。でも、妊娠前みたいに戻るわけではないからね！」と釘を刺される。

前回、吐き気を和らげる漢方薬を処方されたが、全く効かないし、
夫が買ってくれたつわりのツボ押しリストバンドも、気休めにすらならない。

食べたいものは毎日変わるし、水分だけは死守しないとと、沢山水や麦茶を飲むけれど、水分摂取すると、吐くことを促進する感じもあって、ずっと気分が悪かった。
体重は-3kgなので、そんなに切羽詰まった状況ではないと判断し、
つわりのピークが10週だという言葉を信じて頑張ろうとは思うものの、ネット検索すると、"出産寸前まで吐いていた"や、"8ヶ月ですがいまだにつわりあります"という方々もいて、わたし、本当にこれから先生きていけるのか、不安でたまらなかった。

エコーで見た赤ちゃんは、人間っぽくなっていて、手足がウヨウヨと動いていた。

「え？か、可愛いっ♡」
初めて我が子に可愛いという感情が芽生えた。

これだけ育っている弊害がつわりなのかと思うと、
もう少しなら頑張れそう・・・？

いや、ほんと、もう少しだけやからな！！！！！と
腹の中に話しかける。

今回のエコーで測定したサイズから、
出産予定日は2025年1月17日に決定した。

その後、大量に血液検査用の血を吸い取られ、
出生前診断の説明を受け、
NIPTを受ける場合は早めにカウンセリング予約を受けるようにと言われた。

NIPTの存在を知った時は、絶対に受けようと思っていたが、
ここまでつわりが辛く、そんな中お腹で守ってきた命の選別を迫られる事に、モヤっとした気持ちになった。