ホテル空間に求められている素材って?ホテル女子に聞くMaterial Night
こんにちは、Material Bank® Japanです。
Material Bank® Japanは、建築・インテリアデザイナーと建材メーカーをつなぐ、サンプルマーケットプレイスです。現在はサービスの実証事業期間で本ローンチに向けて鋭意準備中です。
Material Nightとは?
Material Nightは、Material Bank® Japanサービスをご利用のインテリア・空間デザイナーさんを対象とした交流イベントです。 2023年5月よりスタートし、定期的に開催。 サービスを利用したデザイナーさんの「生の声」をお聞きする場としてはもちろん、 お食事や飲み物を楽しみながら、普段なかなかお聞きする機会の少ない他社デザイナー様と情報交換やお悩み共有ができる場にもなっています。
先日ご招待したのは、ホテルの設計や家具に携わる方々。いまホテルづくりではどんなことが求められ、どのような素材に注目しているか、その動向を知るべく、カジュアルに食事を楽しみながら、インタビューさせていただきました。
ホテル設計にも求められているサステナブル建材
はじめに、人気のホテルのランキングを見ながら、憧れのホテルについてトーク。「尊敬するデザイナーのこだわりが感じられるホテルに泊まってみたい」「リゾートホテルはやはり憧れる」など、華やかな話題が続きました。
お仕事で関わったホテルの話題になると、
「近年はこれまで主役になりきれなかった素材が見直され始めている。例えば、ホテルの天板は大理石だったが、最近ではテラゾーが使われることもある」
「海外デザイナーとプロジェクトを進めていると、素材のアプローチが私たちと違っていて興味深い。機能や特徴を重視する私たちと表現を優先する海外デザイナーの考え方があるんです」
「最近では、ヨーロッパの家具でも90%以上がリサイクル材を使っているのをよく見る」
「クライアントから建築で使用する建材の〇%が再生可能な素材であること、と指名されることがある」
「素材をつくる過程にも注目していて、人体や環境への影響も気になる」
などなど、私たちが知り得なかった情報をたくさん教えていただきました。
度々、天然素材、サステナブル建材の話題にもなり、注目度が上がっていることを認識するとともに、私たちが力を入れて取り組む、エシカル建材をデザイナーさんや設計士さんにお届けできていることに意義を感じます。
サウナ室内の素材
また、参加していただいたみなさんの共通点が「サウナ好き」だったことで、サウナに使われる建材の話題に。高温多湿に耐える素材ってどんなもの?ケロ材ってどんな素材?どういうサウナがあったらいい?と話が尽きません。
サウナにも種類があり、当然ながらそれぞれの建築に合った素材選びが必要になりますが、参加いただいた設計士さんは新しい見せ方にもトライしたい様子で、素材探しに奔走しているようでした。そうしたニーズに応えられることにワクワクしましたし、私たちの意識もさらに高まりました。
最後に、弊社スタッフより「今後建材メーカーとの交流会・勉強会のようなものがあったら参加したいですか」と問いかけてみると、「ぜひ参加してみたい。リサイクル材の新製品のレビュー会、床材やタイルなどそれぞれの素材のメーカーさんたちとの交流会も楽しそうです」との反応が!私たちだからこそできることがまた一つ増え、嬉しくなりました!
まとめ
今回いただいた声をまとめてみます。
毎回のことながら、実際に顔を合わせて現場のお話を聞いてみると、サービスの新たなアイディアがたくさん出てきて、勉強になることばかり。本当にありがたく思っています。
今後もMaterial Bank® Japanでは、デザイナー・建材メーカーの方々との対話を積極的におこなっていき、よりよいサービスの構築をおこなっていきます。次回のレポートもお楽しみに。
皆様の今日が、素敵な1日でありますように。