コロナ明け ひさびさの鋳造工学会【鋳造工学会181回大会】
おひさしぶりの鋳造学会にでてみた感想
ここ数年、オンライン開催ということもあり、学会にほとんど出ていませんでした。
「オンラインはおもしろくない」
っていうのが本音です。
ライブ感がないし、画面越しだとダイレクト感がないし、個人的になんかいまいちだったのです。
このまま学会の参加もしなくなってしまうのかと思われていたのですが、ついに転換点がまいりました。
コロナが第5類(2023年5月8日)よりも前に決まっていたのでしょうが、鋳造工学会も現地開催ありになったので、ひさびさの学会参加になりました。
鋳造工学会にでてみた感想は、
「人間っておもしれぇ」
です。
人の黒い部分がドロドロ渦巻く学会。
学会参加の主旨とは異なりますがおもしろかったです。
講演大会の概要
今回参加した学会の概要は以下になります。
ひさびさの講演大会ということもあり、講演数はコロナ期間中よりは多めです。
心なしか参加するオッサンたちもウキウキしていたような気がします。
主催:公益社団法人日本鋳造工学会
名称:第181回全国講演大会
期日:2023年5月20日〜5月21日
会場:近畿大学/オンライン配信
講演数:123講演
鋳造に関わる学会及び協会
今回参加したのは鋳造工学会になります。
学会ときくとムズカシそうな感じがしますが、企業参加も多いので割とききやすいと思います。
ちなみに日本において、アルミニウムダイカスト、アルミニウム鋳造に関連する学会及び協会は以下になります。
鋳造工学会
軽金属学会
ダイカスト会議
講演会の開催回数は、鋳造工学会は1年に2回、軽金属学会も同じく1年に2回、一方でダイカスト会議は2年に1回となっています。
各組織に特色があり、軽金属は大学及び研究機関が多く、ダイカスト会議は企業が多くなります。鋳造工学会はその間ぐらいを埋めるイメージです。
鋳造工学会の企業展示
鋳造工学会の会場には、講演会とは別に企業展示もあります。
規模はそこまで大きくありませんが、商品紹介を受けられますのでおもしろいかもしれません。
会場を歩いているとおっさんたちが声をかけてくれます。
鋳鉄関係の展示が多いです。
まとめ
鋳造工学会にひさしぶりに参加しました。
AIですかカーボンニュートラルとか世相を反映する発表もありましたが、全体的な雰囲気は変わっていません。
講演数はすこし持ち直したように思いますが、私が現役(?)のころと比較すると少なくなったなぁと寂しさを覚えます。
もうちょっと盛り上がるといいな、と思います。
鋳造に関わる方は出席されるとおもしろい発見があるかもしれません。