見出し画像

#5「住まい」に対する価値観④ 分譲マンション検討開始編

記事では、過去のことを振り返っておりますが、現在戸建を建てるべく着々と準備が進んでおります。既に土地・ハウスメーカーとの契約も終わり詳細設計に入っている状態です。

現在の戸建て作りについても発信したいのですが、「「住まい」に対する価値観」シリーズが終わらない・・・過去を振り返ると色々思い出して、まとめるのが難しいですね。

保育園入れない問題に直面した我々夫婦は、脱賃貸を真剣に考え始め、結果分譲マンションを購入する事になります。「戸建て」VS「マンション」問題をどのように捉えていたのか、分譲マンションを検討し始めた頃を振り返ります。

当時の「戸建」の印象

脱賃貸を検討するにあたって、「戸建」or「マンション」について考えるようになりました。この選択で悩まれる方も多いと思いますが、我々夫婦は当時「マンション」一択でした。

理由はお互いの実家が「戸建」で、両親からデメリットをたくさん聞かされていたからだと思います。

①駅近は土地が高い、駅から離れると資産価値が無い
②メンテナンスが手間
③転勤があっても売れない、貸しにくい
等々

我々は月々の家賃が大家の資産形成に役立てられている事に虚しさをを感じていたので、①「駅近は土地が高い、駅から離れると資産価値が無い」は致命的な欠点と捉えていました。
また、夫婦共に自分達で家のメンテナンスを計画的にできるタイプでは無いので、② 「メンテナンスが手間」といのも引っかかりました。
そして、私は転勤の可能性があるので、③「転勤があっても売れない、貸しにくい」はライフプランを大きく狂わせると感じていました。実際私の父親は新築戸建てを建てた1年後に転勤となり、帰って来れたのは10年後。幸い借り手がいたので、大誤算にはならずに済んだという経験をしています。

「戸建」は資産形成にならないと当時は結論付けていました。今振り返ると、「住まい」を資産形成のの観点で捉えすぎていたと思います。

理想の住まい=マンション(当時)

資産形成を「住まい」に求めていた当時の我々は、「マンション」こそ理想の住まいだと考えるようになりました。

当時、マンション探しの基準になっていたのが次の④点です。
①駅から近くて、資産価値が落ちにくい
②持続可能な管理組合があり、将来もクオリティを維持できる
③将来的にサブリース、売買仲介等を請負うスキームが整っている
④子育てしやすい、保育園入れる!

金額、広さ(間取り)、通勤時間等が現実的な範囲で、上記4項目を満たすマンションを探し始めました。

前回、子供が産まれてからマンション検討を始める時系列で書きましたが、実際はカミさん妊娠中からマンションを探し始めていた事を思い出しました。妊娠中から保活を始めて、事前に保育園入れない問題を認識させてくれたカミさんに感謝です。


マンションを買うエリア

結婚時の引越しで保育園の目論見を見誤った我々は、保育園に入りやすいエリアを探す事から始めました。と言っても、この役割はほぼ産休中のカミさんがやってくれました。

待機児童率や待機児童数と口コミの情報を集めて、見込みのありそうな地区の市役所に直接確認をして裏付けを取る事を繰り返していました。

また、カミさんの両親に子育てを助けて貰う事を目論んで、カミさん実家に近づくエリア(埼玉)での検討となりました。

それまで都内に住んでおり、カミさんは通勤時間30分程度の立地でしたが、埼玉エリアからの通勤は最短でも1時間はかかります。 それでも「両親のフォロー」>「通勤時間」と優先順位を付ける事になりました。

私は長男でしたが、自分の実家との関係性は全く考慮していませんでした。住む場所くらいは事前に両親に相談しておけば良かったと後程感じました。夫婦お互いの両親と、将来設計について情報共有しておけば、安心につながります。(両親の将来設計に自分達が引っ張られるのは避けなければなりませんが)

見学先マンションの選び方

候補となるエリアが決まり、実際にマンションを見に行く事にしました。妻が妊娠中の夏休みで、やる事もなくちょうど良いタイミングでした。

SUUMO等の不動産情報誌に載っている新築分譲マンションに問い合わせて、予約をして展示場に行く流れでした。中古マンションも検討していましたが、新築分譲の方が問合せしやすく、「まずは新築から見てみよう」というノリでした。

最初に見に行った分譲マンションは、駅徒歩15分程の大規模分譲(確か700戸くらい)のマンションでした。既に一部竣工済みで、3期・4期と新しい棟を建築している最中でした。

なぜその物件を最初に見に行ったかというと、物件の金額です。情報誌等で各マンションの価格帯を記載してますが、正にピンキリです。1億円超えから3000万円を下回る価格帯まで様々なマンションがあります。

情報誌を見た時に、自分達がどの価格帯のマンションを買えるのか皆目検討がつきませんでした。なので、駅から遠いですが、保守的に3LDKで3000万円くらいのマンションを最初に選びました。    

この頃は、いくらまでローン組めるの?頭金?修繕積立?わからない事が多く、やっつけ状態です。

マンションの買い方

最初に見に行ったショールームでは、20代後半の女性案内係の方に竣工済みの部屋を見せてもらいました。新築なのでとても綺麗で、広さも充分。キッチンやお風呂の設備も済んでいるアパートとは比べ物にならない程立派で、使いやすそう。マンションって良いなー!というのが第一印象でした。

部屋を見た後に、案内係さんから具体的なマンションの買い方の話をしてもらいました。組めるローンの目安、住宅ローン控除、手付金、頭金、諸経費、契約手続、等々。
今まで自分達がいかに無知だったか痛感しました。この方のおかげて、マンションの買い方のイメージを持つ事ができるようになりました。

もっと上の価格帯もターゲットになる事がわかり、このマンション展示場を後にします。

いかんせん、初めてのマンション見学だったのでテンションが上がり、浮き足立っていました。大きい公園がマンション内にあり環境は良かったですが、駅から遠い点が我々の求める「資産価値」に合致しませんでした。

自分たちの収入・貯金・働き方から、購入対象となるマンションを絞り込む知恵を身に付けた我々夫婦。ここから一気にマンション購入の検討が加速します。


プラウドとの出会い

2件目に見学に行った分譲マンションが、野村不動産のプラウドシティシリーズのマンションでした。1件目に見学したマンションと同じ最寄駅でしたが、こちらは駅徒歩4分の立地です。

我々は、このプラウドの分譲マンションを購入します

新築マンションで、首都圏で場所をある程度特定した場合、比較できる物件数は限られてきます。我々の検討は2015年でしたが、比較していた新築マンションは6~7件だったと記憶しています。2件目の見学先でこのプラウドを選んだ理由は、次の3点でした。

①比較できる物件で最も駅近
②ブランド力のある会社の物件を見てみたい
③1Fに保育園がある!

物件価格は非公表でしたので、「私の収入では買えないかもな~」と思いつつショールームに向かいました。

ショールームの雰囲気は前回のマンションと全く異なりました。エントランスから高級感がにじみ出ていて、良い匂いがしていました。レセプションの応対もホテルのようで、私は正直焦りました。

「いや、ここは絶対高いだろ・・・」

カミさんも同じような事を感じていたようでしたが、ショールームの雰囲気の良さに感動しているようにも見えました。

プラウドの敷居の高さにビビっていいた私は、営業さんの説明を聞いているうちに、「プラウドいけるかも!」となっていきます。次回はそのあたりを書きたいと思います。

ペースアップしないと、現在進行中の戸建てが建ってしましますね・・・

#自己居住用不動産を真剣に考える
#30代サラリーマン
#住まい
#戸建て
#マンション
#子育て
#プラウド
#分譲マンション



いいなと思ったら応援しよう!