見出し画像

片付けと向き合っていたら、知らない間にブロードウェイまで行っていた女【前編】

こんにちは。
子どもの頃から永遠と終わらない片付けに向き合っていたら、知らない間にブロードウェイまで行っていた女、まっちゃんです。

今日は、そんな私の片付けの歴史をお話します。

どこの誰ともわからない岐阜出身30歳独身のストーリーを、アルコールが入っているがの如くノリと勢いで綴っていきます。

腕立て伏せでもしながらチラチラとチラ見をして頂けたらなと思います。
筋トレになります。

お道具箱をこねくり回していた子ども


物心ついていた頃から、よく片付けをしていた。

小学校の引き出しに入れていたあの例のお道具箱をこねくり回す授業の合間の休み時間。

なぜなら、引き出しの中がごちゃごちゃになっているとパニックになるから。
だけど、引き出しを開ける度にお道具箱の中身は結局いつもとっ散らかる。

だから毎回一から配置を決めなくてはいけない。忙しい。
でも忙しくも充実した毎日だった。

泥棒が入っても警察を呼べない部屋


私は、テスト勉強は真面目にやる真面目な子と書いてマジコだった。必死にやるため、その間は机の上以外部屋がどれだけ散らかろうが気にしていなかった。

休憩がてら漫画に手を取ることもよくあった。読む時間は取れるけど、読んだ本を片付ける時間は取らない。

そんな厳格な謎ルールのもと、床の踏み場はなくなっていた。

そんな謎ルールによって出来上がった汚部屋を見る度に「あんたこれ泥棒に入られても恥ずかしくて警察呼べんよ!」と謎の発言を母は繰り返していたが華麗にスルーをしていた。

なぜならマジコは勉強に忙しいからだ。


みんな薬を飲みながら頑張っている


そのままマジコは何事も真面目に取り組み、市民病院に勤めることになった。というかノリで受かってしまった(受かると思っていなかったため、面接の前日まで海で黒くなっていた)。

だが、入る前から辞退したり、途中で辞めたりと同期が誰もいなくなくなるという謎現象が起きた(辞退した人と、2週間で辞めた人賢い)。

おかしいぞ?と思いながら必死に笑顔で働いていたが、上司の「みんな薬を飲みながら頑張っている」との言葉に、流石におかしいぞと気づく。

その頃には笑顔が作れなくなっていたので、泣きそうな顔か真顔という2択になっていた。当時は気づいていなかったけど、必死に取り繕っていた。

だが、周りの暖かい人達の説得もあり今まで挫折をしたことがない私が初めてレールから外れてみた。機関車トーマスもびっくりな予想外の脱線。

辞めるまでも揉めに揉めて大変だったのだが、なんとか無事辞めることができた。

そう、新卒1年目で退職。一見クールな肩書きだが、当時の自分にとっては(今もそうかも)恥ずかしかった。

一緒に住んでいた子が同じ職種だったから尚更だ。

そして、当時の記憶は正直あまりない。自分の部屋も思い出せない。お昼ご飯をどこで何を食べていのか、過ごしていた自分の部屋がどんな部屋だったのか思い出せない。

でもなぜかキッチンとリビングは思い出せる。きっとそこは楽しかったからだ。
ちなみにトイレも思い出せない(思い出さなくていい)。

社会の役にたたない私


社会人ってこんなに難しいもん?なんでみんなできるん?スーパーマン?と謎に思いながら、自分があかんのかなと考えていた。

周りの人にとりあえず休めと言われながらも何もしないことにも耐えられず、とりあえず料理・洗濯・掃除を無意識に一日中やっていた。

社会の役には立たないけど、せめてシェアハウスをしている友人の役には立ちたかったのだろう。今思うと健気で可愛い。

そして、家事って自分主体でやると楽しいもんだなと実際は結構ウハウハしていた。本屋でも暮らしコーナーに行っては本を漁るという新しい趣味が始まる。

そう、特に片付けや掃除にハマっていった。


ーーーーーーーーーーーーーーーー
片付けを語るには子ども時代からと思って綴りましたが、まだブロードウェイどころか日本すら出てないことに気づきました。

後編では、日本出ます。まずはお引っ越しから。
私と同じようにレール踏み外したぜ!トーマス!っていう人がクスって笑ってくれたらと思います。

【続きは後編で】





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?