planetarianは人生の誇りだというお話
どうも、matchanです。
皆様は、これまで出会った作品の中で”これに出会えたことは人生の誇りだ”というものはございますか?
私にとってそれはタイトルにあるように「planetarian」です。
この度はplanetarianについて書かせていただきます。
作品の歩み
planetarianはKey製作のノベルゲームで、戦争により荒廃した近未来で、廃墟のプラネタリウムに取り残された少女のロボットと一人の男の交流を描くSF作品です。
2004年 ビジュアルアーツよりノベルゲーム発売
2016年7月 Web配信アニメ『planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜』(全5話)
2016年9月 劇場版アニメ映画『planetarian 〜星の人〜』公開
2021年1月 クラウドファンディングで資金を募り、小説の前日譚をOVA『planetarian 〜雪圏球〜』として制作・頒布
2021年9月 新作ノベルゲーム『planetarian 〜雪圏球〜』発売
planetarianとの出会い
planetarianのことを初めて知ったのはRewriteのアニメ放送時期です。というのも、planetarianのweb配信アニメはRewriteと同タイミングで世に出てきたからです。
全5話で1話につき30分もありませんでしたが、なぜか心に残り、頭から離れませんでした。
蛇足ですが、私がKey作品にどっぷりつかるきっかけはこの2作品でして、敢えていうなら「Rewrite・planetarian世代」となります。
映画を見て泣く
planetarianの価値を(私の中でも作品的にも)底上げしたといっていいのが映画「planetarian 〜星の人〜」です。
アニメの続きを映画でやってくれるのですから、当然私も映画館に行って見たかったわけです。
しかし、私は地方の住んでいて放映される映画館で行くことができず泣く泣く断念。ブルーレイを購入して映画を見ました。
泣きました。アニメを見て初めて泣きました。
最後のシーンを見た時、これまで見てきたシーンが蘇り、また全てが報われたような気持ちがこみ上げてきて涙を流さずにいられませんでした。
そして主題歌であるLiaさんの「星の舟」。あれは安物デッキやテレビ音源ではもったいなさすぎる。映画館の音源だからこそ最高の演出を実現できる名曲だと思いました。
泣いただけでなく後悔もしました。私はなぜ映画館で見なかったのか。
勝手にあきらめず、親を説得してでも行けばよかった。
この映画を映画館で見なかったこと。
それが今に続く人生最大の後悔となりました。
クラウドファンディングに貢献
2021年に「planetarian 〜雪圏球〜」のクラウドファンディングがありました。
もちろん私も参加しました。新作アニメを作ってくれるのですから、できる範囲の協力を惜しむつもりはありませんでした。
当時は30分のOVA制作だったのですが、達成率が早々に100%を超え、最終的には250%を達成していました。
この間に30分アニメは1時間アニメになり、さらにはクラウドファンディングのリターンと別に「planetarian 〜雪圏球〜」のゲーム制作企画まで発展。
planetarianのクラウドファンディングは、”アニメの”クラウドファンディングとして間違いなく大成功だったと言えます。
もちろんOVAの内容も非常に素晴らしいものでした。
誇り
この結果の生んだのは、我々のようなファンを獲得し、愛情をこめて作品を製作された製作陣の努力あってのことだと思います。
世間的にはアニメ・ゲームともに知名度が低い作品であることに間違いありません。特に映画については放映場所が限られていたことと、同時期に「君の名は。」が放映され大ヒットしたこともあり、ひっそりと終了しました。
しかし、贔屓目ではありますが、私はファンを続けてこれほど満足している作品を知りません。製作陣の愛情が込められた作品は決してファンを裏切らないんだなと実感しています。
私は胸を張って言えます。
planetarianに出会えたことは私の人生の誇りです。
オススメのアニメの楽しみ方
ゲームは置いといてアニメと映画だけの話をします。
配信アニメ→映画→雪圏球の流れをふんでください。
特に配信アニメ→映画流れは絶対に守ってください。
実は、映画の内容の半分は配信アニメの使いまわしになっています。であれば配信アニメを見なくていいじゃないかと思うかと思います。
しかし必ず配信アニメ→映画で見てください。満足度が違うと思います。
実際、planetarianを全く知らない知人にこの流れで見せたのですが、最後まで見た後でこの意見に納得してくれました。
この流れでぜひお楽しみください。
まとめ
planetarianは私の人生の誇りという話でした。
おわりに
きっとplanetarianに関する公式の大きな動きはないと思われます。
ただ、web配信アニメから15年以上時を経て、OVA制作と新作ゲームが発売されただけでも十分すぎる幕引きでしょう。
引用
見出し画像
planetarian~ちいさなほしのゆめ~ バンダイチャンネル
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