見出し画像

【耳読】無理なく自然に読書量を増やして、知的生産活動を爆上げにする方法

インプットをして、学習をする必要があるのになかなか活字を読んで勉強するのが苦手・・・という方に耳よりな記事を贈りたいと思う。


耳読におすすめの人の特徴

あなたは「視覚派?」それとも「聴覚派?」

勉強するときに必ず扱うもの。それは「言葉」である。数学だって言葉がないと理解できない。しかし、最近は本が読めなくなってきた。時間がない、体力がない、文字を読むのが辛い(読むとすぐ眠くなる・・・)

そこで、Audibleなどの音声からのインプットの有効活用である。

私は文字や活字を読むより、聞きながら本の内容をインプットする方が楽だった。なぜだろうと思っていたら、

理由1
・聴覚情報は脳の領域をそれほど使わなくて済む

視覚情報は脳の多くの領域を使うため、脳が早く疲労しやすい。脳の負荷的には耳からのインプットの方が楽なのは道理だった。

理由2
・「モーダルチャネル」が聴覚優位
モーダルチャネルとは五感の情報処理で、視覚の情報処理より聴覚の情報処理の方が得意な人がいるようです。

あなたは、記憶を思い出すときに、絵が浮かびやすいか、声が浮かびやすいかどちらでしょうか。

例えば、電話番号を覚えるときに「03‐1234‐5678」というイメージを焼き付けるか。「ゼロサンのイチニーサンヨン、ゴーロクナナハチ」と、音読してその音やリズムで覚えるか、どちらの傾向が高いでしょうか。

私は後者。
電話番号を読み上げた、自分の声を覚えています。

そんな感じで、よく使うチャネルのほうが発達しますから、自分の慣れている五感のチャネルでインプットした方がやりやすい、と感じるわけです。

耳読に相性の良い本、悪い本を知って有効活用

耳からインプットしやすい本と、目からインプットしやすい本があるように思います。

相性が良いジャンル

・小説
ナレーションやキャラクターのイメージを自分なりの設定で読んでいきたい人にはあまりおすすめではないかも、という前提がありつつ。
Audibleなんか登場人物のキャラを考慮して、ナレーターの選定がされている感じ。かなり品質が高く作り込まれているので安心して聞くことができます。
・外国の翻訳本(ビジネス系)
翻訳本って読みにくいじゃないですか。あと、ページ数がめちゃくちゃ多い。500ページ、600ページとか普通にある。

文語で雑な翻訳本はなかなか入ってこないんですけど、耳から入れると、音の文節として脳が勝手に補正してくれているような・・・感覚があります。

目から入れる、難しい表現よりも
耳から入れると、妙な言い回しも補正が入るような感じで、文脈として理解しやすい。

多分、会話の中でこの人何言ってるかよくわかんないなぁ・・・って場面でも、「はいはい」みたいになんとなく理解してコミュニケーション続けるようなところ、ありません?
あんな風に脳が勝手に理解して、話を進めてくれる。そんな感覚があります。

・その他、全般
ほぼほぼ、あらゆるジャンルで耳読OKです。

相性の悪いジャンル

・解説本(複雑系、学術系、構造理解が未知なもの)
言葉一つ一つがまだ理解していないものの寄せ集め、みたいな本は頭に入ってきません。というか、理解が追いつかない。
目で見て、読んで、単語や文節の理解を深めないと、次に進めません。初めてのジャンルとか、専門用語が多用されているものは普通に読書した方がいいかも。

分からない単語を調べながら読み進めるような本です。ちなみに、知っている単語が増えるだけで、頭が超良くなるらしい。理解できる言葉が増えれば、理解可能範囲が幾何級数的に広がるから、当然ちゃ当然ですね。

耳読のメリット・デメリット

無理なく読書量を増やすことができる

プロが読むナレーションは2倍速でも楽に理解できるので、圧倒的スピードで読了します。

速読術では、深い理解や記憶の定着がよくありません。耳読なら、かなりのスピードでもちゃんと理解しているので、ちゃんと使える知識になります。

ながらで聞けるから、タイパが良い。
小説系や、興味のある軽い情報量の本は、ゲームをしながら耳読しています。ゲームだけに時間を費やしていると、人生の貴重な生命時間に対する罪悪感ひどいので・・・(苦笑)

片付けや掃除の際のながら聞きに、
あと、通勤でも聞いてるなぁ。

5分、10分のスキマ時間に、2倍速で聞いているからかなりのページ数を耳読できるんですよね。

上の空でザル聴きになる

しかし、ながらで聞いていると、時折上の空になるのです。
聞いていて、聞いてない。
右から左に流れている・・・

これをザル聴きといって、せっかくの読書がただのBGMになっている状況になります。何も残らない・・・残念な時間になります。

なので、そういう時は軽く目をつむって情報を遮断します。脳が疲労している場合もあるので、少し休めます。

それから耳に集中することを意識に上げて、上の空になることからリセットするんです。

こういうときは、大概
いらんことをぐるぐる考えていたりするんですよね。

Audible、ポッドキャスト、音声配信プラットフォーム、カテゴリー別特徴

最後に、耳読の代表的なコンテンツの特徴を上げておきます。

Audible
アマゾンのサービスで、1500円/月で12万点以上のオーディオブックが聴き放題のやつ。
無料枠でやり過ごしていたんですが、いよいよ課金ユーザーになってしまいました(笑)
お金払っていると、もったいないと思って積極的に聞くようになったからまぁいいかなと。
ちなみに、課金ユーザだけに有料Audibleが70%OFF!みたいな魔のセールが時々やってくるので、注意が必要です。

ポッドキャスト
私はあまり聞いていませんが、英語がわかる人なら海外の超インフルエンサーのポッドキャストがおすすめです。
やっぱり、最新のテクノロジーや業界情報を発信しているので、むちゃ勉強になります。

音声配信系プラットフォーム
一時期ハマりましたねぇ。ボイシーとかは、審査に通った人たちが配信しているので、情報品質が良い。面白い。

あと、1つのコンテンツが短めに設計されているので「本を読む」みたいな気構えがいらない。軽いノリでコンテンツを楽しむことができます。

「話すプロ」アナウンサーや声優さんなどの訓練を受けている人たちではないことがほとんどなので、面白いけど喋り方が残念な人もなかにはいます。

耳読というよりは「トークを楽しむ」ためのコンテンツと分類しています。

まとめ

  • 聴覚優位な人なら、耳読はおすすめ。脳が疲れにくい。

  • スキマ時間に2倍速で、自然に読書量を増やすことができます。

  • 楽しみたいコンテンツによって、目ではなく耳からのインプットで毎日の充実度UP!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?