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【シャニマス】パラコレあさひに何があった?海外での2年半に迫る!
つい先日実装され、その演出、その高身長、その振る舞いの変化で話題となったパラコレあさひこと、pSSR【さよならカイト】。
話題も冷めやらぬいま、パラコレあさひがコミュ・手紙・ホーム会話・4コマで見せた言葉などから、どのような経験をしてきたのかを徹底妄想考察していきます!
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※当記事はパラコレあさひのネタバレをめちゃくちゃ含んでいます。
海外でやってきたこと
滞在期間は2年半
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手紙にも書いてあるのですが、あさひが海外から帰国するまでの期間は2年半のようです。
それも2年半と決めていたわけではなく、結果的に2年半経ったときに帰ることを決めた様子。
考察
高校のどのタイミングで中退したのかが不明なためパラコレあさひが何歳なのかは不明なままですが、仮に高校1年生の途中だったとしたら滞在期間と合わせて約4年の経過、つまり18歳です。
高校3年生なら20歳なので、18~20歳なのはまず間違いないでしょう。
ダンスや歌を頑張ってきた
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海外ではダンスや歌を頑張っていたようです。
ただし、日本に帰ってきたときに選択したのが「芸能活動再開」であるため、アイドルなどの芸能活動をしてきたわけではないようです。
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考察
休学ではなく高校中退であることから、(名目からして)学校が段取りしての学習目的ではなくダンスや歌の修行目的なのでしょう。
あさひも突然とはいえシャニPには相談していますから、283プロが段取りしている部分も多少あるのかもしれません。
「他にできることがない」という言葉は可能性に満ちていたあさひらしくないようにも聞こえますが、海外での経験により自分に「できること」と「できないこと」を嫌でも分からされたということなのでしょう。
ここにはあさひの苦労が垣間見えます。
一人暮らしだった?
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この会話の内容としては、あくまで海外では一人暮らししていて、日本での一人暮らしができるかという問いに対しての「できると思う」という返答だったというところでしょうか。
パラコレ千雪さんとの会話でも海外の料理の話が出てきますが、生きていくのに困らないぐらいは一人で色々できるようになった様子。
考察
少なくともホームステイなどの形ではないようですが、集合住宅であれば大家や隣人など、どれだけ周囲の人間との交流があったのかは不明です。
料理・掃除・手続きなどの面であさひの助けになる家族やシャニPのような存在はおらず、その中で失敗もしてきたことでしょう。
気になるのはお金をどうしてきたかということです。生きるためだけでなく、ダンスや歌を修行するにもお金は必要でしょう。
帰国時に家族の出迎えが無かったことから家族の支援はなかったのでしょうか?あるいは金銭面での支援だけはあったのでしょうか?
283プロ所属のタレントとして事務所からの支援があったのでしょうか?
諸々不明ではありますが、あさひの発言からして、支援のあるなしに関わらず修行と同時に何らかの形で働いていたのかもしれません(バックダンサーとか?)。
英語圏の国?
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考察
あさひがどのような国に行ったのかは不明です。
パラコレ甜花が英語で話しかけているので英語圏の国でしょうか?(国のことはよく考えずに適当に英語を選んだだけの可能性もある)
まあ、英語圏といっても広すぎますが…やはりダンスの本場、アメリカになるでしょうか。
海外で何を思ったか
出発した日、じつは少し後悔していた
手紙に書いていることですが、出発した日には少し後悔していたそうです。
考察
出発する頃のあさひはまだ我々の知るあのあさひとほぼ変わらない状態だと思いますが、それでも後悔していたのは出発直前になってシャニPや冬優子・愛依(当時全員がアイドルを続けていたかは不明ですが)との別れを実感したということでしょうか。
自分がやりたくてやったことであっても、「何か大きなものを捨ててしまったのでは」という思いを抱えざるを得なかったのでしょう。
このとき既にあさひの心の変化ははじまっていたのかもしれません。
楽しかった
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後で振り返ったときではありますが、海外は楽しかったとのことです。
手紙でも「結果、行ってよかったです」とのことで、決して悪い体験ではなかったことが分かります。
考察
あさひは今までのコミュでも常に現状に窮屈さを感じていた部分があったので、海外で身軽でいられたことはひとつあさひの望みが叶ったともいえるでしょう。
海外での体験は良いことばかりではなかったと思いますが、身軽になったことで感じられたこと、気付けたことは多かったのではないでしょうか。
それが後述する心の変化に繋がっている気がします。
シャニPにはほぼ連絡しなかった
これも手紙に書いていることですが、シャニPにはほぼ連絡しなかったようです。
理由は「声を聞いたら帰りたくなりそうだった」からだそうで、当時のあさひの辛さを感じさせます。
考察
帰国時の状況からして、家族には輪をかけて連絡していなかったのではないでしょうか。(それとも家族なら帰りたくもならないので連絡できたのでしょうか)
後述しますが、あさひは海外生活の中でケガをしたこともあるようです。
フォローしてくれる人もおらず、ひとりで休むしかない状況で「何をやっているんだろう」とか「これからどうなるんだろう」といった類の不安は大きかったでしょう。
日本であればシャニPや冬優子・愛依がフォローしてくれることでそれらの不安が取り除かれる部分もあっただろうということに気付いたからこそ「声を聞いたら帰りたくなりそう」と思ったのでしょう。
こういったことからあさひは海外で「周囲にどんな苦労があったか」ということに気付いていったのかと思われます。
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あさひが断片的に話す「海外で感じたこと」の内容には、良かったという部分も辛かったという部分も両方感じられるところがあります。
挫折と回生を繰り返し、それでも生き残ってきたからこそ人間として多くのものを得られたというところでしょうか。
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身体の変化
大幅な身長の伸び
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帰国時にはシャニPがあさひかどうか見紛うほどに見違えた姿になっていたあさひ。実際、我々の目から見ても変わりすぎです。
海外に行く前にも中学生の時に比べれば多少は身長が伸びていたようですが、やはり海外でぐんと伸びたようです。
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考察
数値として明言されてはいませんが、(たぶんパラコレでも)165cmの雛菜が「高~い」と言っているため165cmは超えているでしょう。
シャニマスでは立ち絵は明確な身長を表しておらず正確に比較はできませんが、推定では170cm程度になるでしょうか。
14歳で153cmと小柄だったあさひですが、女性が15歳以降(海外留学後だと16歳以降?)に10cm以上も身長が伸びるということは非常に稀です。
あさひは「ケガして休んだら伸びた」と言いますが、ケガの後の休養期間に身長が伸びやすくなるということは調べた限りでは特にないようです。
これは、恋鐘との会話で「頑張って大きくなった」とまで言うように、「苦労した結果身長も伸びた」とあさひ自身が感じているということなのでしょう。
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実際には単に特殊な体質だったというだけかもしれません。
これまでのあさひのコミュでは成長痛を取り扱ったものなどもあるので、なんとなく納得のいく部分もあります。
心の変化
「カイト後回し」にみるあさひの好奇心・行動力の変化
屋外でのシャニPとの打ち合わせの最中、あさひは空を飛ぶ何かを見つけ、たぶんカイト(凧)であるとあたりを付けます。シャニPは「見にいってみるか」と誘うのですが…
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と、あさひは後回しにしてしまいます。
考察
「以前のあさひなら飲み物も話も放り出して見に行っただろう」と考えた方も多いのではないでしょうか。
実際私もそう思いますが、だからといってこのシーンがあさひの好奇心や行動力が失われたということを描きたいシーンということではないとも思っています。
別のシーンであさひが再びカイトを発見し、実際にカイトを操るグループを見つけたとき、あさひはこう言います。
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前に見逃したからというのもあって、ここにはあさひの強い意志が前面に出ているように感じます。
恐らくあさひは、海外生活で怒涛のように生き抜きながら頑張ることに打ち込んでいた反面、街で見かけた何かに想いを馳せる余裕が無くなっていたのではないでしょうか。
一連のシーンでは、日本に帰ってきてシャニPと再会しても海外での感覚が抜けきらなかったあさひが、時間とともに徐々に昔の感覚を思い出していく過程が描かれているのかと思います。
その他、あさひの興味が「よく分からない何か」より「明確な目標」に向かっているという可能性もありますが、ともかくあさひの好奇心や行動力はパラコレでも失われていないと思います。
そういったことは、円香との会話でも示されています。
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「見間違い」の可能性への言及
先述したように空を飛ぶ何かを見に行くことを後回しにしたあさひは、その後に見に行っても何も見つけることはできませんでした。それについてあさひはそこまで落胆することはなく、カイトで遊んでいた子どもが帰ってしまったか、あるいは「見間違い」だったのかもと言います。
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考察
空を飛ぶ何かが無かったことを「見間違い」だと推測したことは興味深いです。
以前までのあさひは、たとえサンタクロースや幽霊のようなものであれ、自分自身が見た・聞いた・感じたものをかなり重要視する性格でした。
それにも関わらず、自分自身で見つけた何かを「見間違い」かもしれないと言えるようになっているということは、それだけ自身が正しいと思った判断が否定されるような経験をたくさんしてきたということかもしれません。
敬語(?)の喪失
敬語というか、いわゆる「すっす」口調が無くなっていることに驚かされた方は多いでしょう。
以前でも果穂をはじめとした年下や同い年には普通の口調で喋っていましたが、より落ち着いた口調になったように感じられます。
考察
これについては、そもそもあさひにとっての「すっす」口調がなんだったのかを考える必要があります。
あさひにとっての「っす」は敬語を口語で言ったときの癖のようなものなのだとは思いますが、「行くっす」が「行くです」だとタラちゃんみたいで変ではあります。
しかし、あさひにとっては「とりあえず口語では『っす』を語尾に付けておけばよい」という認識だったのではないでしょうか?(本人に「っす」である自覚は無いらしく、文章ではちゃんと「ですます」ですが)
もっというと、あさひが敬語のような話し方を採用していたのは、「目上の人には敬語で話しなさい」という教えを強制させられていたらからではないでしょうか?
あさひは元来「何かをしろ」という命令に対して納得できる理由を求めるタイプですが、シャニPのようにまともな回答をしてくれる大人ばかりではありません。
親か教師か、誰かは分かりませんがこのようなことを「決まりごと」としてあさひに押し付け、「大人の言うことは聞くしかない」というかたちであさひがそれを実行するとき、あさひは形式的なルールとしてそれを愚直に実施します。
それが「すっす」口調だったのではないでしょうか。
であれば、あさひが海外で敬語も何もない西洋的価値観を通して「そんなルールを守る必要が無かった」というように感じれば、自然に「すっす」がなくなっていくことは想像に難くありません。
ストレイライトについて
伝説
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パラコレあさひ世界において、ストレイライトは伝説のようです。
このあたりはパラコレ冬優子とは違う世界なのかもしれません。
あさひが帰ってきた時にも、ストレイライトとして再始動する話はないようです。
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考察
ストレイライトはあさひが海外に発つ時点で解散しているようですが、あさひの海外行きが原因なのか、それ以前に既に誰かが辞めているのかは分かりません。
そして、帰国時点でストレイライト再始動の話は全くありませんでしたが、これから再結成しないとは限りません。
少なくともあさひには意欲があるように見受けられます。
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これについてはパラコレ冬優子の説得と未実装であるパラコレ愛依の状況が物凄く重要そうです。
そういうイベントコミュないですか?
帰国後のあさひ
ぬくもり
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あさひが帰ってくることを知ったシャニPは、「一番に迎えたい」と考え、無事あさひを出迎えることに成功します。
あさひは日本に降り立ったあとも憂いを帯びたような表情でしたが、シャニPを見つけた瞬間ぱっと笑顔になり、飛び込んでいきました。
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考察
シャニPの「できれば一番に迎えたい」というセリフは、よく考えるとすごいことです。
なぜなら普通は家族が最初に迎えに来るだろうし、そういう時シャニPは「邪魔しないでおこう」という考えを持つ人間だからです。
つまりこれは、あさひの帰国を家族が出迎えることは無いとシャニPが知っているか確信しているということであり、もっというとあさひの帰国時点でもっともあさひに近しい人間が自分であるという自負・自覚がシャニPにあるということなのです。
総じて、パラコレあさひの海外生活は生半可なものではなく、そこには努力・挫折・苦労などがたくさんあったように感じられます。
ただしそれは自由度の高さの裏返しでもあり、身軽だったとも感じているようです。
とにかく怒涛のように過ごしながら多くのことに気付き、多くのものを得ることができた2年半ではあったようで、しかし自身を思いやってくれる「ぬくもり」のような存在からは遠かった生活だったとも思います。
シャニPと再会し、共にカイトを操作するひとときを過ごしたふたりは、かつて一緒に気球を見たときのふたりのようでした。
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そんなひとときを経て、あさひはようやく帰ってきたのだと実感します。
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どうして帰ってきたのか?
もともと帰る時期など決めずに海外へ行っていたあさひが、どうして帰国を決めたのでしょうか?(シャニPは「もっと長くいるかと思った。正直、帰ってこないんじゃないかとも」とのこと)
手紙にあるように「(シャニPの)声を聞いたら帰りたくなりそうだった」けれどもシャニPには連絡しなかったのですから、強い意志で海外生活を過ごしていたのでしょうし、単に寂しくなって帰ってきたというわけではないように思います。
考察
これについては、ここまで考察した内容から推測します。
あさひに帰国理由についての明確な自覚があったかどうかは不明ですが、海外で多くのことに気付き、多くのものを手に入れることができたあさひは、それによって逆に「できること」と「できないこと」が分かり、自分ひとりではできないことを「シャニPとならできる」と感じたから戻ってきたのではないでしょうか。
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海外から帰ってきた後は、大学などにも興味があるというパラコレあさひ。
今後の活動から目が離せない……
え?続きは?ない?
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