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クトゥルフ神話を扱えるTRPG向け お子様向け?汎用シナリオ「(シナリオのなまえはないよ)」

どんなあそび?

 おともだちTRPG「たこさんが呼んでるよ」用シナリオ「(シナリオのなまえはないよ)」は、おともだちとあそぶたのしいくらしにひたる、ちょっとこわいたぐいのTRPGシナリオだよ!
 みんなはまもり役としらべ役にわかれて、しらべものをがんばります。
 たまにびっくりチェックでやられると、わちゃわちゃしちゃうよ。うまくやられてたのしくバイバイしてね!

※Cthulhu Darkとの関連性について

 当初ルール付きでかいてたんですが、まったく気づかないままに、Graham Walmsley氏による軽量クトゥルフ神話系TRPG「Cthulhu Dark」と類似したルールを書いてました。
 コピーするつもりは全くなかったのですが、ルール部分は削りました。Graham Walmsleyさんごめんなさい。
 私の書いたシナリオ自体はクトゥルフ神話ものとしてはオーソドックスなものなので、そのまま、汎用クトゥルフ神話ものシナリオとして掲載し続けています。
なお、Cthulhu Darkはこちらで購入できます。
https://www.drivethrurpg.com/product/341997

きまり

しらべ役の子がすること

 しらべ役の子は、ふだんのしごとが何屋さんかきめてください。
 しらべ役の子は、まもり役の子のはなしをよくききましょう。
 そして、まもり役の子のはなしのなかにじぶんがいたらどうするかきめて、みんなにどうしたいかをいって、なにをするかをしらべ役の子にいいます。
 まもり役の子は、はなしのなかで、どうなったか、をいってくれるので、しらべ役の子はそれをよくきいて、ほかのみんながどうしているかをよくきいていてください。
 しらべ役の子みんなが、まもり役の子にじぶんがどうなったかをきいたら、1かいのくぎりはおわりです。くぎりをくりかえして、しらべものをやりきりましょう。
 しらべもののとちゅうで、できることをかんがえたり、みんなでわちゃわちゃするのをたのしんでください。

(注:ルールは割愛します)

まもり役のしごと

しらべなきゃいけないことをきめよう

 まもり役の子は、さいしょに、みんなのしらべなきゃいけないことを、きめます。サイコロを1つふって、次のならびであてはめまるばんごうのことばをよんでください。

1か2か3:
  みんなのなかまには、おかあさんおもいの、やさしい子がいます。
  でも、やさしい子のおかあさんが、こどもがいなくなったといって、
  かなしそうにしています。やさしい子をつれかえってあげましょう。

4か5か6:
  しらべ役の子のひとりには、あったことのないおじいさんかいます。
  おじいさんからの手がみで、たのしいおともだちをあつめて
  パーティをするからおうちにきてね、とさそわれました。
  パーティにみんなでいきましょう。

 でも、まもり役の子は、ひみつのやくそくとして、しらべ役の子がしらべなければならないことを、しっています。
さっきのサイコロの出た目をもとに、つぎにかいてある2このしつもんをよくよみ、それぞれのこたえをかみにかいて、しまっておいてください。

1か2か3:
  しつもん1:おおきなおともだちの「たこさん」にはたくさんの
  ファンがいます。ファンの子がたこさんをおうちにまねきたくて、
  たこさんのすきそうなあそびをがんばっています。どんなあそびかな?
  しつもん2:あそびをつづけるうちにたのしくなったファンの子は、
  あつまって、みんなのなかまをあそびのどうぐにしちゃいました。
  なかまはどうなったかな?

4か5か6:
  しつもん1:しらべ役の子のひとりには、あったことのないおじいさんがいます。おじいさんはしらべ役の子をおうえんするつもりで、あそびをがんばっていました。どんなあそびかな?
  しつもん2:あそびをつづけるうちにたのしくなったおじいさんは、たのしいあそびのやりかたをたくさんあつめて、本にかきました。
  たのしいあそびの本はおともだちのあいだでだいにんき。
  おともだちはおじいさんをあそびのどうぐにしちゃいました。
  おじいさんはどうなったかな?

しらべ役の子たちに、そうだねっていおう

 まもり役の子は、さいしょに、みんながだれで、どうしているか、どうしてそうしてるのか、をしらべ役の子たちにききながら、そうだね、っていってあげてください。
 しらべ役の子たちみんなに、そうだね、っていってあげたら、さいしょにサイコロできめたことばをみんなにきかせてあげましょう。

しらべ役の子たちに、しらべものをしてもらおう

 まもり役の子は、しらべ役の子たちにしらべものをしてもらいましょう。
しらべ役の子たちはいろんなことをするので、そうだね、といいながら、なるべく、できることチェックをさせてあげてください。
「しらべ役の子たちがひとりあたり1かいずつ、しらべものがうまくできた」か、「しらべ役の子たちのびっくりポイントがひとりあたり2かいずつ上がった」かのどちらかがおきたら、
しらべ役の子たちは、とつぜん、おきているのに、ゆめをみます。これは「はくちゅうむ」といって、おともだちがみせてくれる、まぼろしのようなヒントです。

しらべ役の子たちに、はくちゅうむをみてもらおう

 はくちゅうむは、さきほどのしつもん1できまったあそびを、しらない子(ファンの子たちだったり、おじいさんだったり)ががんばっているようすです。しらない子はわちゃわちゃしています。
 まもり役の子は、しらべ役の子みんなに、はくちゅうむのなかみをつたえたあと、びっくりチェックをさせてください。

しらべ役の子たちに、ドキドキしてもらおう

 はくちゅうむでみたあそびについてしらべることで、しらべ役の子たちは、さいしょのもくてきのばしょにつくことができます。
 まもり役の子は、つぎのことばをみんなによんであげてください。
 「しかしそこには、あそびをしたあとがあるばかりで、だれもいません。
 でも、あそびをしたあとは、しらないおうちにつづいています。
 きっと、さがしていた子(みんなのなかま、もしくは、おじいさん)は
 そこにいるにちがいありません。」

 まもり役の子は、しらべ役の子たちにどうするかきいて、そのこたえに、いいね。といいましょう。
 もし、しらべ役の子たちがかえる、といったら、このはなしはこれでおわりです。しらべ役の子たちはぶじにいえにかえりつきます。バイバイ!

しらべ役の子たちに、「たたかう」しておらおう

 しらべ役の子たちが、しらないおうちにいく、ときめたなら、
 まもり役の子は、つぎのことばをみんなによんであげてください。かっこの中は、よむときによみかえてください。
 「しらべ役のみんなは、みんなの知らない子
 (ファンの子たち、もしくは、おともだちのうち小さい子)に
 であってしまいます。
 知らない子はうれしそうに、しらべ役の子たちにかけよってきます。
 知らない子はとてもこわいこえで、あたらしいあそびをしよう。
 と言いながら、しらべ役のみんなを、つかまえようとします。」

 みんなで、「たたかう」をおこないましょう。
知らない子はこんな子たちです。

ファンの子たち:ふだんのしごとは「とりかこみ、いうことをきかせる」

ひとがたで、ながいくび、しっぽがはえてて、トカゲあたまの子:ふだんのしごとは「とりついて血をすう」

 知らない子たちのことをおしえたとき、まもり役の子は、しらべ役のみんなにびっくりチェックをさせてください。

しらべ役の子たちに、ふたたびきめてもらおう

 まもり役の子は、つぎのことばをみんなによんであげてください。
 「しらないおうちには、ちかしつがあるようです。
 ちかしつにつづくかいだんは、くらく、ふるくなってチカチカしている
 明かりにてらされています。
  まるで、ちがうせかいにたどりついてしまう気がします。
 でも、しらべもののこたえは、かいだんのさきにしかないような、
 そんな気もします」

 まもり役の子は、あらためて、しらべ役の子たちにどうするかきいて、そのこたえに、いいね。といいましょう。

おしまいのようすをかたりましょう

 しらべ役の子たちが、ちかしつにいく、ときめたなら、そのご、しらべ役の子たちのすがたを見ることはなくなります。バイバイ!

 しらべ役の子たちが、かえる、ときめたなら、しらべ役の子たちはふたたびはくちゅうむをみます。
 まもり役の子は、しつもん1としつもん2のしつもんを、しらべ役の子たちにはなし、しらべ役のみんなに、さいごのびっくりチェックをさせてください。

 さいごのびっくりチェックでわちゃわちゃしたしらべ役の子は、
そのまま、はくちゅうむからかえってこれなくなります。
えいえんに、ゆめのせかいをさまようのです。バイバイ!
 さいごのびっくりチェックでもわちゃわちゃしなかった子は、
こころにつよいきずをおって、いえにかえります。
ふたたびしらべものにとりくむのは、だいぶさきになりそうです。
でも、きょうのしらべものはこれでおわりです。
またどこかであいましょうね! バイバイ!

おひねりはこちら(有料。ただし何もありません)


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