あんた何してきたん?[学生編2]
どうも、まっちです。
今回は学生の本文である研究についてです。
私が所属していたのは「化学工学」系の学部で、
「化学」とは反応論など理論を研究する分野
「工学」とは実際に製造業で直接使える技術を研究する分野
「化学工学」とはその間、新しい技術を工学にしていく分野
と私は「化学工学」を認識しています。
何かコメントあればよろしくお願いします。
その中で私の研究テーマは、
「3室循環型流動層を用いた液体燃料の生成方法の開発」
となっておりまして、要は木くずから液体燃料を作るために効率の良いプラントを設計し実証、開発するということです。
設計の大部分は教授がしてくれていましたが。(笑)
「流動層」というのは、箱の中を良好な攪拌状態にして「砂」と「気体」と「その中に投入する何か」を効率よく反応させて、生産物を取り出す装置のことを言います。
流動層では流動媒体と呼ばれる砂粒のようなものをベースとして使います。
砂に下から空気を送ると、水が沸騰しているかのようにぶくぶくと気泡が上がってきます。その状態になると砂も水のようにさらさらになり、箱に横穴があれば勢いよく砂が出てきます。
私は初めて見たときにはとても驚きました!
横の栓が開いていても一つも砂は出てこないのに、空気を流すと本当に水のように勢いよく砂が出てくるんです。
そのあとの掃除はもちろん大変です!
モデルを検証する装置(上の写真)では、中の挙動が覗けるように透明の厚いアクリルで装置を作り、気泡のでき方や砂の流れを確認しながら構築した理論と同様であるかを確認していました。
私は、どれだけ空気を流したら、どれだけの砂が隣の部屋に移動するかなど
理論を構築するのと、実際に組み立てて動かすことをしていました。
一番苦労したのは、上の制御装置を作成することでした。それこそ手探りで空気の流量計やチューブや継ぎ手、電気配線やら変圧機やら、データロガへの接続など、何回も作り直してこの形になったことを覚えています。
せっかく作っても空気がどこからか漏れていて一日中漏れ箇所を探すなんてのもありました(笑)
研究に関しては、とても楽しく取り組むことができ、割と一生懸命取り組んでいたなと自分では思います。
ここまで、前半で実施したものを簡単に紹介させていただきましたが、人間性の部分では、この時もだいぶややこしい人間でした。。。
研究室全体に自身の研究概要や進捗を共有する場があったのですが、コメントや質問をいかにやりこめるか、そんなことを常に考えていました。
せっかくヒントになったかもしれないコメントを「お前になにが分かるんだ」と言わんばかりの返答をしていたような気がします。
研究を進めるうえで損失だし、何より失礼だし、いいことないですよね。。。(苦笑)
また、同じ研究室の友人にもきつく当たる場面もあり、この時期は
陰キャ → しゃべれるようになる → 見下す
みたいな心理状態だったと思います。虚勢を張って自分の弱さを隠し相手を落とす。
嫌な奴ですよね!私だったら絶対友達になりません!(笑)
次は学生時代後半の研究について少し書きたいと思います。
ぜひ読んでください。
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楽しい思い出を思い出したほうが幸せ!
ここまで読んでくれてありがとうございます!
また見てくださいね!
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