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漫画「ブルーピリオド」を買って読んでみた。

 今、実写映画版が公開されていて予告編だけ観ていて、以前Netflixでアニメ版を第1話を観ただけでしたが、前から原作の漫画が気になっていたのですが、やっと第1巻だけ買って読んでみました。

感想はと言うと…もっと早く読んどきゃ良かった!

 ストーリーを詳細に書くとネタバレになるし、「ルックバック」の感想の時の記事みたいに過去からの自分の絵を描いてきた遍歴を思い返させるような内容だったので、そんな感じの記事で良ければ、僕の拙い文章にお付き合いくださいませ。

 この漫画の主人公は矢口八虎(やぐちやとら)という学校ではいわゆるリア充男子(学校の成績も良く、コミュ力も高く、ヤンキー仲間もいてうまくつるんでる感じ)がある時、ある一枚の絵に出逢った時から絵を描く喜びに目覚める…というあらすじなのですが、僕は高校の頃でいうと今でいうスクールカーストでいうと最下層…というか、コミュ力が無いに等しかったので、友達もよくよく作れなかったので、授業もついていけなくなって…というかサボりがちになったので、とまあ自分のクラスでの立ち位置的な話はさておき、芸術の選択科目は美術を選択していたのですが…。

 中学の時から(この中学校の時の話はまた別記事で書くかもしれないです)絵を描くことに対して臆病になっていたせいもありましたが、高校では油絵の具のセットも購入して、1学期の美術室で見た風景画が課題で取り組んでいたのですが…。頭の中で描いている理想の絵とその時の自分の絵のギャップに悩んで、でもまあ描かないことには始まらないんですし、努力しないとアカンよ、と今の自分ならその時の自分にエールを贈ってやるのですが、当時はただただ筆が止まってしまって…それからは美術の時間は他の上手いコらを横目で見ながら、悶々とするだけの地獄の時間と化したのでした。

 さすがに担当の先生も見かねて、𠮟責されましたが、勿論それで奮起するような気力も覇気も当時の自分にはあるはずもなく、余計に委縮してしまうのでありました。

 すみません、「ブルーピリオド」の話でしたね。またしても、自分の話ばかりになってしまいました。

 余談になるかもですが、他の方のnoteの記事など読ませてもらいますと、小さな頃は絵を描くのが好きだったのに小学校とかから段々学年が上がっていくにつれ絵を描くのが億劫になって…とかトラウマになって…という体験談を語っている方々が結構な数でいらっしゃるんだなあ…と実感しました。自分だけじゃないんやなあ…と少し今頃にですがホッとするような感覚を覚えました。

 だから、自分の傷口を見せるような体験談になりましたが、同じような体験をした方に共有してもらえて、その人の気持ちが楽になって、そこからでもまたちょっとずつにでも絵を描き出すきっかけにでもなれば幸いです(決して無理強いしているわけじゃないですが)。

 でも、この「ブルーピリオド」を読んで良いセリフがあったので、引用します。 

「悔しいと思うならまだ戦えるね」

 と、ここだけ引用して伝わらないから、どういう意味か気になる人は是非ともまず第1巻からでも読んでみて!

ああああ!でも漫画だけじゃなく、せっかくだから映画も観たいなあ!観よっかなあ~⁉👇

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