今が一番可愛いっていつなんでしょうね?
またよみ協会 なばた です。
娘が生まれてから何度となく言われる言葉があります。
「今が1番可愛い時よー。」
何なら「そのうち憎たらしくなるわよー。」までついてくる。
で、言われ続けて3年になります。
「今」が結構長いな。いつまでなんだ? 笑
言った側も悪気はなくて、褒め言葉なんでしょうけど。
この言葉、どうにかなりませんかね?
なんか引っかかりませんか?
生まれてまもなく言われたときは、
「え?そうなの?それだけ今後の育児が大変なんだろうか?」
と不安になったり、、、
「子育てにワタワタしている場合じゃない。目一杯この時期を味わわなきゃ!」
なんて焦ったり、、、、
もう少し経つと、
「まるでうちの子が可愛くなくなる前提じゃないか!!」
と憤ったり、、、、
とまぁ、言った方は大して気にしてないのだろうけど、
言われた方はも大したことでないと思いながらも
悶々とするわけで、、、全然褒め言葉に聞こえない!
これはほんの一例ですが、子育てしていると全く知らない人から
その人基準の情報をさも正しいかのように言われることがあります。
で、真っ向から受け止めてしまって傷ついたり悩んだりする。
それだけ親は我が子を大事に思っているからこそなんですけどね。
そしてそんな言葉いちいち気にしなければいいんですけどね。
でも道端だけでなくて、子育てを仕事にしている人も言ってきたりするから厄介。
『またよみ』はマタニティ期のママやパパに向けて発信していますが、
子育て環境を取り巻く社会全体にも浸透してほしいなぁと思います。
子育てしやすい社会って、システムだけではないと思うんです。
『またよみ』を知っていれば、周りのどーでもいい言葉に
気持ちがぶれたり、不安になったりすることもなくなります。
そのくらい子育ての軸ができるし、我が子ときちんと向き合えるようになるし、
この子のことは私が一番分かっていると自信を持って子育てできるようになります。だから多少の言葉を言われてもイラッとするくらいで、全然大丈夫。
でも、せっかく可愛いと思ってくれたならば、
「可愛いねー!羨ましいわぁ!」とか
「とっても可愛い子に育ってて、ママ頑張っているね!」とか
お互いハッピーな声がけになる社会になってほしい。
先日、幼稚園帰りに信号で止まる度に言われたんです。
「まぁ可愛い!でも可愛いのは今だけなのよねー」って。
何と、3人連続 笑。
え!この人も言ってきた!!とびっくりしたものの、
3回目ついに、
「あ、大丈夫です。うちの子はずっと可愛いんで。」
って思わず出ちゃったんです。(その人、3人目だったばっかりに。)
おばさまは、豆鉄砲をくらったような顔ってこんな顔なんだなって顔されていました。それはそれで、なんかちょっとうーん。。笑
ママ達は強く。
子ども達はのびのびと。
そして、社会は温かく寛容に。
そんな世界になりますように。
2021.7.12
またよみ協会
名畑 奈津江