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話せないからわからない、は大間違い

こんばんは。
またよみ協会の みとまです。

わたしは娘の小学校のおはなし会ボランティアに所属しており、代表になって4年目です。

上の写真は何年か前の夏休みに
折り紙で恐竜展をやった時の写真です。笑

先日の活動中に起きた出来事から
子育てに通じるものがあったので
それについてお話ししますね。

新しいもののはずが…


先日、ボランティア団体が自由に使える
古い印刷機が交換となり、
新しいものが届いたという連絡があったので
読書週間に合わせて発行する
メンバーの推し本リストを印刷するべく、
ウキウキ心躍らせて印刷に向かったのですが…

うん?なんかとっても遅い。
あれ?まだ1年生がオワラナイ…?
家庭用プリンターよりオソイ…?
と思っているうちに、
あれよあれよと時間が過ぎて、
800枚超えの印刷に4時間近く…。
(前の印刷機なら1時間くらいで
終わってました(lll-ω-))

そうなるともう、文句ブーブー
まだかまだかと言いたくなるんです。
それでついつい、うっかり印刷機の前で
ボッコボコに文句を言ってしまったわけです。汗

逆襲にあう


そうしたら、
まさかの印刷機の反撃!!
突然、クリーニングを始めたのです…(꒦ິ⌑︎꒦ີ)

これはまずいと思った私たちが取った行動は
「印刷機をほめちぎる!」
でした。笑

本氣で⁈と思われた方もいらっしゃいますよね。

これは歴代の先輩ママから
「印刷機の中では小人が働いていて
その小人の機嫌を損ねると印刷が遅くなる」
という、冗談話が受け継がれていたからです。

そこには、
たとえ機械だとしても
文句を言われたら嫌になるでしょう?
私たち自身も氣持ちよく作業するために
文句を言うのはやめましょう、
という、教訓みたいなものも含まれていると
わたしは思っています。

日常にも同じパターンがある


これを子育てに置き換えてみると…
子どもの前で
子どもの愚痴や悩みを話す。
ということが挙げられると思うのです。

子どもはどれだけ傷つくのでしょう…。
想像すると、
「怖っ!!!」
って叫びたくなります。

振り返ってみてほしい

これは結構あるある話だと思うんです。

わたしも娘の幼稚園時代に
悩みや愚痴を子どもの前で話すお母さんを見て
本氣で「嫌だなぁ…」と思って以来、
さらに氣をつけるようになりました。

会うたびに
「お弁当があると入れるおかずのこと考えて
煮物を作ったりメインを少し多めに作ったりしなきゃいけないから本当嫌〜」
って挨拶をするように愚痴を言うんです。

友達のお母さんと話すたびに
自分に対する愚痴や悩みを
聞かされているのかと思うと
胸が張り裂けそうになりました…。

子どもながらに傷つく


当協会代表のさなえさんも
たびたび話していますが、
「子どもの前で悩みを話す」
ことを
どんな年齢の子どもの前だとしてもやめてほしいです。

内容がわからなくても
表情や声のトーンなどで
「自分のことを悪く言われている」
と伝わるんです。

大人でも雰囲氣で伝わる時ってありませんか?
それと同じです。

日本人には謙遜という習慣があって、
自分の子どもを褒められると
「そんなことないです〜、まだ〇〇できなくて」
って必ず否定して、さらにはできないことや
ダメなところを引っ張り出してくる。
それ、全力で子どもを否定してますから。

褒められたら
「そうなんですよ!〇〇できるようになって♬」
と答えたほうが、
言ってる自分も聞いてる子どもも相手も
清々しい氣持ちになれると思います。

自分で自分の子を誰かの前で褒めることは
決して恥ずかしいことではありません。

これを読んだ方が、
子どもの前で子どもの悩みや愚痴、文句を
言わないように願って…。


2021.6.16
またよみ協会
三笘千絵

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