映えより眉間のシワに気をつけて
こんばんは。
またよみ協会の みとま です。
Instagramのまたよみ協会アカウントでお約束した
「映え」
についてのお話を
こちらでもう少し具体的に
お話ししたいと思います。
お月見投稿に撃沈
Instagramでは今の時期のお話でしたが
こちらではお月見の時期のお話です。
昨年の秋、十五夜の時に
わたし自身がお月見投稿に
撃沈していることに氣づいたのです。
SNSに振り回されるなとか言ってるくせに、
です。
なんかごめんなさい。笑笑
お月見団子を一緒に作れず
ススキを花屋でも見つけられず
娘に「ススキないのぉ〜?(悪気なし)」
と言われ…
「あぁ、わたしダメな母親…」
と思いかけた時でした。
娘が思い出させてくれた
娘が
「十五夜でしょ?
◯見だいふくも買いに行こ〜!」
と言ったのです。
わが家のお月見はお月見団子ではなく
◯見だいふくを重ねるのが恒例です。
何年か前に
Instagramで見る世界に
ぐったりと疲れてしまい、
もういいや!と吹っ切ってやってみたら
家族に大好評だったので
それから毎年やっているのです。
その言葉にハッとしました。
あら、わたしってば
自分を見失ってた( ゚o゚!)
と。
そして、
娘を全く見ていなかったことにも氣づきました。
娘はススキをあちこち探しに行けて
楽しかったそうです。
食後に◯見だいふくを食べるのが楽しみなんだと
教えてくれました。
娘はススキを家に持ち帰って飾るより
お月見団子を一緒に作って食べるより
ススキ探しでサイクリングするほうが、
◯見だいふくの箱を2つ買って
どうやって積み上げるか話しながら
いつ崩れるか⁇とワーキャー騒ぐ方が
何倍も好きだったのです。
眉間にシワ寄せた、怖いオバさん現る
SNSのキラキラした世界は、
確かに憧れます。
でも、
「ススキを探し回ってお月見団子も作らなくちゃ!」
と思っていたわたしは
「眉間にシワが寄ってイライラしてて怖かった」そうです。
ほらね、子どもを見ていないんです。
「映え」
を氣にして、1番見るべきわが子を
置き去りにしてしまうんです。
それは
「やらなくちゃ」
に支配されるだと思います。
もう、形を整えることしか頭になくて
それを投稿すること、
いかにしてたくさんの「いいね!」をもらうか、
そればかりで頭がいっぱいなんですねー。
そんな眉間にシワを寄せて
赤ちゃんから目を離している間に
寝返りを打つかもしれないし
座るかもしれないし
立つかもしれないし
歩くかもしれない。
こうやって書いてみると、
SNSのいいねとわが子の成長、
どちらが大切か、ずしんと来ませんか?
ちなみに…
当協会代表のさなえさんは
わたしが撃沈している間に
他のママから同じような泣きの相談を受けて
下の記事に書いてあるやりとりをしていたそうです。
読んでみてください。
なんだか救われますよ。
これからママになる人には
感じる力を高めるために、
すでにママになっている人には
感じる力を今よりもっと鋭くするために
自分の軸を持って欲しいと思います。
2021.6.24
またよみ協会
三笘 千絵