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SAKE DIPLOMA INTERNATIONAL 一問一答(13)飯米と醸造用玄米

【問題】飯米だが酒造りに定評がある、山口県・広島県の品種といえば?
【正解】中生新千本

飯米とは?

まず、「はんまい」と読みます。めしまいじゃないです。
これはお酒を造る「醸造用玄米」の対になる言葉で、私たちが毎日食べているご飯用のお米のことです。

食べておいしいお米と、酒造りに適しているお米は性質が異なります。
にもかかわらず、飯米としても酒造りに適するとも評価されているお米がありますよ、知ってますか、という問題です。

飯米と醸造用玄米のちがい

醸造用玄米は、タンパク質が少なくてでんぷんが多い方がいいです。
反対に、食べるお米には、旨味としてのタンパク質であったり、つややかさを出すために脂肪が含まれていたりする方が望ましいのです。

あとは飯米よりも醸造用玄米の方がより高価なので、酒造りの中でより重要な工程には醸造用玄米を、その他の工程では飯米をと、使い分ける場合もあります。

ざっくりいうとこんな感じです。

飯米だけど酒造りに定評のある品種

ササニシキ(宮城県)
アキツホ(高知県)
朝日、アケボノ(岡山県)
オオセト(香川県)
ササニシキ(宮城県)
中生新千本(広島県、山口県)※読みは「ナカテシンセンボン」
日本晴(滋賀県、山口県、福井県)
松山三井(愛媛県)
ゆきひかり(北海道)
レイホウ(佐賀県、長崎県)

出てくる単語

飯米 table rice
醸造用玄米 brown rice for brewing
中生新千本 Nakate-shinsenbon
米の名前は基本ローマ字です。

おわりに

毎日こんな記事をアップしている割にはワインしか飲んでいないので、今夜は日本酒を飲もうと思います。と言ってもワインがらみですが…


明日もまた一問アップします!

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