2022年12月10日 「極め付け四国鉄旅~さぬきの文化探訪~」レポート

こんにちは、またたびです🐈

今回は、昨年(2022年)12月10日に行われたJR四国さんとの共同研究、「極め付け四国鉄旅~さぬきの文化探訪~」について報告したいと思います!


今回の旅は列車を貸し切って、車内で講義を受けながら移動し、現地でまちあるきをしながら地域の歴史や文化を学ぶという企画になっております。


金毘羅船々の盛大な歓迎を受け、最初にたどり着いたのは琴平です。近年改修工事を受け、香川県内有数の観光地「琴平」の玄関口、JR琴平駅を琴平駅長さんに説明していただきました。国の登録有形文化財にも指定されている駅舎は、とても趣があり、琴平に来たという興奮と感動をより一層引き立ててくれました!


その後、琴電琴平駅のすぐ横にある「高灯篭」まで徒歩で移動します。こちらでは江戸時代の地図を元に、講義を受けました。


現代では内陸部となっているここ「琴平」の地に、なぜこんなにも大きな高灯篭があるか、この記事を読んでいただいている皆様はおわかりなられますか?

実はこの高灯篭、江戸時代には瀬戸内海から見ることができ、琴平を目指す人たちの目印となっていたそうです!

講義を受けた後は、班に分かれ、私たち「またたび」の学生が先導の下、琴平町内を案内しながら次の目的地を目指します。
 
次に訪れたのは、旧金毘羅大芝居(金丸座)です。こちらでは、琴平町の観光課の方にお越しいただき、普段は入ることのできない舞台の下や、実際に演者の方々が立たれる舞台にも上がらせていただき、とても楽しい時間となりました。



 
続いて訪れたのは、「象頭山 松尾寺」です。
こちらのお寺は、金毘羅山の参道から少し離れたところに位置しているのですが、元々は金毘羅宮の境内にあった由緒あるお寺で、住職の方にとても分かりやすい解説をしていただき、金比羅山についての理解がより一層深まりました。


 
琴平駅に戻り、お待ちかねの昼食のお時間です!
今回は香川大学生協さんと私たち「またたび」が共同で開発した「特製弁当」をご用意いたしました!
香川の特産品をふんだんに使い、食材の良さが最大限に生かされるようメニューを考えていただき、私たちはお弁当の懸け紙をデザインしました!
非常に食べ応えがあり、参加者の皆様から「美味しかった」という声をたくさん頂戴することができ、とてもうれしかったです。



 
昼食を列車内で食べ終わると、多度津駅に到着しました。多度津は少林寺拳法発祥の地ということもあり、なんと到着した駅ホームで少林寺拳法の演武をしていただきました!実際に、演武中も特急列車が何本も到着しており、私たちツアー参加者だけでなく、たまたま多度津駅に着いた列車の乗客の皆様も楽しんでおられました。
 

多度津は四国の鉄道発祥の地、ということで、今でも予讃線と土讃線が分岐する主要駅として活躍しております。そんな多度津駅ですが、駅西側に蒸気機関車時代の「給水塔」と呼ばれる鉄道施設が残っております。こちらと転車台は国の登録有形文化財となっております。
こちらの多度津駅も駅長さんから解説していただきました。
 

少し移動してから、再び班に分かれ、多度津のまちあるきを行います。今回乗車している車両も整備されているJR四国さんの多度津工場付近を通り、春には桜がきれいな桃陵公園を見ながら、清水温泉と合田邸を見学しました。どちらも歴史的価値の高い建物であり、今回の旅では時間の都合や改修工事中でゆっくりと見学をすることができなかったので、また多度津を訪れた際には足を運びたいです!

再び多度津駅に戻り、多度津を後にしました。

今回の企画列車では、私たち「またたび」では初めて、列車に添乗したり、いつもよりも多くのお客様と触れ合ったりするなど、初めてのことが多く、とても新鮮で刺激的かつ学びの多い1日となりました。今回の経験を生かして、普段行っているバスツアーの添乗に活かしていったり、バスツアーで培ってきたノウハウを企画列車に活かしていったりしたいです。

これからも私たち「またたび」は、普段のバスツアーの添乗だけでなく、今回の企画列車のような、新しい企画にもどんどん挑戦していこうと思います。

今年度も変わらず応援よろしくお願いします!

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