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「海」と「なりわい」のまちでチラ見した沖縄・浦添西海岸の未来。ザキオカスクール2024@熱海(ネッカイ)

2024/10/25~27
日本一熱く、暑く、愛にあふれたビジネス?スクールに参加してきました。
地方創生の鬼、面白過ぎる漢・岡崎正信さんが主宰する「ザキオカスクール」
今年は2月の岩手県紫波町オガール、7月の沖縄市コザに続いて、最後の熱海。フル参加。初めての熱海。ドキドキです。

現地をコーディネートいただいた小林めぐみさんにオリエンテーションを受けた後、最高の食事をいただいて、「心」のパンツを脱ぎ、朝から晩まで、街にダイブ&ダイブ&ダイブ。

コーディネートしていただいた小林めぐみさん(右下)&スタッフ結城さん(後ろ中央)

沖縄県浦添西海岸エリアの開発に興味のある私の視点は、
「海に近いまち」の活かし方。
宿がある熱海銀座から、徒歩圏内のサンビーチ、山側の温泉街を散策し、店主の方々ともお話させて頂きました。

熱海サンビーチの印象はとても清潔。ベンチや植栽、川の河口側まで丁寧に手入れされている。
感動して、こんな自問自答をしました。
 「清潔で手入れの行き届いた熱海のビーチと、トロピカルでとても美しいけれど放置されゴミだらけの沖縄のビーチどちらがいい?」
私は前者の熱海だと答えます。

ひととまちと海が近く、とてもきれいなサンビーチ

なぜ?

現時点での理由は、
海と生活・なりわいが一体化しているから。
海からまちをみると、昭和感あふれる喫茶店、ペット温泉ホテル、旅館、
数分歩いて、熱海銀座方面を眺めると、全国チェーンではない飲食店、スナック、💛💛店、行列のできるスイーツショップが軒を連ねています。
このエリアで働く人々が、温泉と海・山から生み出された地域の資源に感謝しながら、誇りをもって働いていることがビーチの清潔さにつながっているのではと感じました。

ビーチそばのレトロな喫茶店とマンション


しかし、よくまちを歩き眺めててみると、放置された築古空家マンション、建築中の高層マンション予定地、観光名所の隙間の空き家・空地もちらほら。
海岸のギリギリのラインまで高層ビルが建つと、ほんの数十メートルであっても、人々の生業と海が分断されてしまうのでは?と感じます。

「地主は地主の事情があり、やむを得ない」という考え方もあります。

ほんとうに、そうでしょうか?
スクールの懇親会で、メンバーの一人からこんな話を聞きました。
地鎮祭。という儀式を行う理由です。「本来、土地は誰のものでもなく、自分が使う間だけ、神様からお借りする。だから地鎮祭をする。日本では、いつからか、地主の敷地主義が強すぎてエリアの価値を破壊する、おかしな状態になっている。」と。

これをコントロールできるのは公共と民間の協力(公民連携)無くしてはできません。
しかし、建物もいつかは、取り壊さければいけない。なりわいを営むエリアの方々と共通イメージを持ちつつ、建物等と合わせて、まちなかのなりわいをエリア内で更新していく。そんな、ビジョンの共有が必要です。

熱海銀座商店街

自分の住む沖縄ではどうか?
海岸線に乱立する巨大な構造物・ショッピングセンターは、エリアにヒトモノカネを定着させ、循環させ、エリアの歴史・経験・資本を複利で増やせるしくみか?
行政が適切に規制「強化」をして、民間は外部からの知恵や資本を適切に内製化しながら、協力し、神さま・親・祖先からお借りしている土地を、次の世代に引き継いでいく責任があります。
このような視点でエリアの未来に責任を持つ人が一人でも増えることが、「熱海の奇跡」と呼ばれるように、魅力的な人に溢れ、自然とともに育つ「まち」づくりの一歩です。

お別れ会のメインディッシュ。キンメダイ。絶品。

 なんかマジメな話になりましたが、二泊三日で顔が変形し、腹筋つるほど泣き笑いしました。単なる観光だけでなく、旅行先に、そこで同じ志を持ち、「なりわい」を持つ仲間・知人がいるという幸せは、「稼ぐまちづくり」を学び・実践する醍醐味です。本当に癖になります。

「失敗は一人でできるが、成功は仲間としかできない。」
愛と感動に包まれたザキオカ師匠の言葉で、仲間との再会を願いつつ
本レポートを締めくくります、押忍!( ´∀` )

つたない又吉の自己紹介をサポートしてくれる、愛に溢れるZAKIOKA師匠。


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