水草とワタシ9 〜再びアオミドロ〜
水換えをした際に、黒くドロドロになった水草を剪定した。名前のわからないどちらかというと赤い水草が一番元気がなくなってしまっていた。植えた当時は寧ろ一番元気だったのに、だんだんと元気を失い、葉の色もやや赤味かかっていた緑も、ただの緑にかわり、そこから段々どどめ色へと変化。根から腐れてしまったものもあり、やむを得ず、何株かは根から間引きすることにした。光量がまだ、足りないのだろうか。そう思って約10h程度は照明を当てて、水草のため、そして、ちょっとヤマトエビ君のために多少コケを生やすくらいオーバードーズ気味に、少し長時間、LEDライトの当ててみた。
翌日、水槽に近づいて見ると、おっと、またあのとろろ昆布が糸状にゆらりゆらりと揺らいでいる。アオミドロの発生である。ヤマト君導入後、あっという間に、食べ尽くしてしまったはずなのに今回は、コケが水流にただよい、白髪の髪の毛の様にゆらゆらと揺れ続けている。ヤマト君、もうアオミドロには飽きたのか。二人をみているとコケを食べる場所の好みがあるようだ。一番は流木が好きで二人とも流木の上で木を一生懸命齧っている様子をよくみる。次は石のうえ。石も軽石の石灰岩風の多孔質の石なのでちょっと石に嵌ったコケは取りにくいのかもしれない。そこに飽きると、浮遊して葉っぱのコケを食べているように。コケをこそげとるにはまず安定した足場の流木、石、の順なのだろうか。時々、流木の上で追っかけっこ、テリトリー争い?いちゃいちゃ?なんらかの絡みを二人でしているのをみかける。餌となるコケがすくなくなってお互いに牽制し合っているようにおもっていたが、アオミドロもそのままになって久しい(12時間くらいだけれど)。コケとエビちゃんの上手い具合の均衡点を探したいのだが、なかなか難しい。ガラス壁面に緑色のよくでてくるコケが生え始めている。これは、大和君ではむりなので、貝などを導入しないといけないのかと考え、色々と調べると、貝のたぐいは数がどんどん増えるらしい。タニシやフジツボのような物が水槽の内側を覆うのを想像すると、あまり気持ちがよいとはいえない。貝でない、プレコ、オトシンクルス、同ネグロなど色々と悩みどころ。そうしている間、ガラス壁面に緑色の面積が少しづつ増えていく。水草がくたびれているのと対象にコケだけは元気に勢力を拡げて行く。